残酷な魔法の言葉｜happyマイスター✨養成所バックナンバー

残酷な魔法の言葉

2021年10月16日

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心からのhappyマインドの輪を広げ、
自身や周りを明るく照らしたい方の為に、考え方や行動の仕方
「ぼっちイベント」による習得方法をお届けします！

宮崎愛伎代の
「happyマイスター養成所」
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おはよう御座います！
福笑顔のプロデューサー宮崎愛伎代です。

私がナーフからイベントプロデューサーになったのは、小さな病院の婦長時代に近所の児童養護施設の子ども達と仲良くなった事がきっかけです。

ある日、施設の小学一年生の女の子が、魚の骨が喉に刺さってしまい施設の先生と来院しました。

魚の骨を取るのは、大人でも少し苦しいのです。

なので通常、子どもさんの処置の際は、動くと危ないのでナースが固定と称して押さえつけていました。

しかしこの時は、固定をする必要がありませんでした。

何故なら施設の先生が、「恐ろしい魔法の言葉」を子どもに投げかけたからです。

「お利口さんにしてたら、お母さんに会えるよ」

多分、施設の先生は病院の職員に迷惑をかけてはいけないと気を遣って下さったのでしょう。

しかし、とてつもなく残酷で効果的な言葉です。

その小さな女の子は、涙をポロポロ流しながらも一切身動きせず、お利口さんに魚の骨を取らせました。

私は仕事中でしたが、涙が溢れて止まりませんでした。

その子のお母さんに会いたい健気な気持ちを痛いほど知っていたからです。

寂しい女の子は、病院で私を見つけると、いつも抱きついてきて離れませんでした。
多分私に母親を重ねていたのでしょう。

また、その様な残酷な言葉を躊躇なく言える先生にショックを受けました。

その子はお母さんには、中々会えない事情のある子でした。

そんな恐ろしい言葉をエサに、子どもに言うことを効かせてしまっている先生の心と、日常的にその言葉を投げかけられているであろう子どもの想いが辛過ぎました。

私も私の母があの様な愛情深い頑張り屋の性格で無かったら、両親が離婚した時あの子と同じ様に施設に入れられていたかもしれないのです。

だから私は、ひと事とは思えませんでした。

そして一人でも施設に預ける悲しい親子を減らしたい想いから、笑顔の大切さや自己肯定感を高く過ごす事の必要性を伝える活動をしているうちに、イベントプロデューサーへの道を歩む事になったのです。

一回口に出した言葉は消えません。

心の根底に温かな思いやりと、それを言われた相手がどう感じるか想像する事を決しておろそかにしないで下さい。

私も時には「しまった」と反省する事もまだまだあります。

しかし、「相手の気持ちを考えながら言葉を発しなければ」と心掛けている人といない人には大きな差が出るはずです。

皆さんも、残酷な魔法の言葉は決して使わない様に、一緒に心がけましょうね。

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