空気吸ってるウィキペディア｜happyマイスター✨養成所バックナンバー

空気吸ってるウィキペディア

2021年10月26日

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心からのhappyマインドの輪を広げ、
自身や周りを明るく照らしたい方の為に、考え方や行動の仕方
「ぼっちイベント」による習得方法をお届けします！

宮崎愛伎代の
「happyマイスター養成所」
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おはよう御座います！
福笑顔のプロデューサー宮崎愛伎代です。

「空気を吸ってるウィキペディア」

これは、人付き合いの天才！映画「神様はバリにいる」のモデルにもなった兄貴こと丸尾孝俊さんが、人生の先輩たちを讃えて表現された言葉です（笑）

今までは「生き字引」と言っていましたよね。

生き地引とは、字引(＝辞書)のように、尋ねると何でもわかるほど、物事をよく知っている人という意味です。

しかしアニキの言われた「空気吸ってるウィキペディア」の方が、今の時代にマッチしていそうです（笑）

私や兄貴は、人生の先輩をとてもリスペクトしています。

何故なら、自分たちの知らない世界を見て、体験し、多くの失敗を乗り越え、何かを成しえて来た方々だからです。

私の周りにも、80歳代でバリバリ現役で活動されている「全国おかみさん会」の会長さんや、今も「全国座長大会」をプロデュースし、出演もなさる大衆演劇界のドン、大企業の役員をされておられた方など尊敬する方々が沢山おられます。

皆さんとお仕事をさせて頂いたり、お散歩しながらお話したりする中で、雑談の中に、目から鱗のキラリと光るお話しをお聞きする事が出来るのです。

今の時代、同世代とばかり交流している方が多く見受けられます。

しかし、それは本当にもったいない事なのです。

本を読むのも大切ですが、生きた言葉を聞く事、その中から大切な事を学ぶ事、それが人類が今まで行ってきた、生き方の継承なのです。

人生の先輩は、歳の順番でいけば我々より先に人生を卒業なさるのです。

私には、母の様に私達親子を応援して下さっていた斎藤さんという方がおられました。

斎藤さんは、台東区商店街連合会、女性部の部長を長年勤めておられた女性社長さんでした。

いつも私を家に呼んでは、「持って帰って息子に食べさせな」と、色々な物を持たせて下さいました。

若くして母を亡くしていた私は、その気持ちが嬉しくて嬉しくて。

この方の為なら何でもお手伝いしたいと思っていました。

あるお仕事でお世話になって暫くして、悲しい悲報が届きました。

斎藤さんが突然亡くなられたのです。

葬儀でお顔を見ても、まるで別人に見えました。

もう斎藤さんはこの世にいないのだと、改めて感じ、信じられない気持ちのまま、涙が溢れて止まりませんでした。

この時、旦那さんも亡くし、子どももおらず、お手伝いさんと二人暮らしで寂しかっただろう斎藤さんをもっと用が無くても訪ねて行けば良かったと悔いました。

歳を重ねれば、記憶力も悪くなります。
足も悪くなり、杖がなければ歩けなくなったり、耳が聴こえにくくなり、目も見えにくくなります。

しかし、そんな部分だけ見て人生の先輩を敬わない事は、とても馬鹿げた事です。

その方の中に眠る人生の訓示を、雑談の中から宝探しの様に探してみて下さい。

きっと今まで見えなかった視野が広がって来ますよ！

だって人生の先輩は、誰もが「空気吸ってるウィキペディア」ですから（笑）

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