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心からのhappyマインドの輪を広げ、
自身や周りを明るく照らしたい方の為に、考え方や行動の仕方
「ぼっちイベント」による習得方法をお届けします！

宮崎愛伎代の
「happyマイスター養成所」
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おはよう御座います！
福笑顔のプロデューサー宮崎愛伎代です。

愛が深い故に許せない事があります。

私は子どもの頃、「両親のどちらが好き？」と聞かれると、「お父さん！」と答え、母をガッカリさせた事があった程、父が大 好きな子どもでした。

しかしそんな父が祖父の会社の二代目として経営に失敗し、色々な事もあり、両親は離婚となりました。

当時、末の妹は、幼稚園生。

父の優しかった頃の良い思い出もある私と違い、末の妹にとって父は、母を苦労させた「憎っくき存在」となってしまいました。

父との交流が無いまま年月は過ぎ、妹が高校生の時、まだ47歳の若さにも関わらず、母がクモ膜下出血で亡くなり、母と二人暮らしだった高校生の妹は、私が引き取る事になりました。

運良く、私は結婚し一軒家を建てたばかりだったので、妹に個室も与える事が出来たのが救いでした。

母が亡くなってお葬式が終わり、少し落ち着いた頃、父に母の死を報告する事にしました。

慌てた父は名古屋から飛んできてくれましたが、妹はまだ父を許す事が出来ず、そっけない素振りで、父も寂しそうでした。

その後、妹は我が家で学校を卒業、就職し、優しい男性と結婚する事になりました。
※妹夫婦は、子どもも立派に就職した今でも仲良しのラブラブオシドリ夫婦です（笑）

私は結婚式に両親のいない妹が哀れに思い、父を結婚式に呼ぶ提案をしました。

最初は渋っていた妹でしたが、嫁ぎ先との兼ね合いもあり、父に結婚式に出てもらう事になりました。

母親代わりはもちろん私です。

私は小学生で幼稚園の妹の母親代わりを務め、23歳で喪主となり、26歳で妹の母親代わりとして結婚式に出席と、色々な事を人より早く経験させて頂きました（笑）

その頃、愛する頼れる男性との未来に幸せだった妹は、心に余裕が出来たのか、結婚式に来てくれた感謝なのか、父に笑顔で話す様になりました。

そうです。やっと妹は父を心から赦せたのです。

その後父が亡くなるまで、父が三姉妹家族全員ご招待で旅行に連れて行ってくれたりと、仲良く交流する事が出来る様になりました。

私は今でも、妹と嬉しそうに笑いながら話す父の顔が忘れられません。

もし妹が心のわだかまりを解く事がなく、父を許せないまま父と永遠の別れをする事になったとしたらと考えると、父の為以上に、妹の為に本当に良かったと感謝しています。

人は、大切な家族だからこそ！大好きな人だからこそ！「こうあってほしい」という強い希望を含んだ想いが生まれます。

近所のおじちゃん、おばちゃんがやった事なら、「昔はヤンチャだったね〜（笑）」で済む事が、我が親や身近な人 だと「ありえない！許せない！」となってしまうのです。

それは根底に愛と甘えがあるから起こる想いです。

大切な人だからこそ、しっかりしてほしい想いも強まり反発心も出るのです。

許すを調べると、『許す』とは過ちを犯した人間が謝るなり金品等で補償する等の条件がつくが、『赦す』は過ちを犯した人間を無条件に受け入れることだそうです。

だとすると、「赦す（ゆるす）」とは、相手を赦すのではなく、自分の中の無意識に根ざしている「執着」をゆるめる事なのです。

そしてそれは相手の為ではなく、自分の心を癒す事に繋がり、克服すると全てが愛に満ちた良い方向に向かい始めます。

皆さんも家族や職場の人や友人を許せない！と感じた時は、「自分の心が傲慢になっていないか？」「自分に人を捌く資格があるのか？」「本当に相手の立場を理解出来ているか？」「何が本当に大切なのか？」と改めて自分の心を見つめてみて下さい。

怒りは、自分の心が傷つけられた時に起こります。
しかし本来心は傷付くことは無く、傷付くのは自分のプライドなのだそうです。

そんなくだらないものの為に、自分の人生に悔いを残さない様に、今あるものに感謝し、自分の心を緩めて愛で満たす事を1番大切に考えてみて下さいね！


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