障害年金業務研修会のメールマガジンのバックナンバーです

みなさん、こんにちは。村崎です。
今日（5月24日）は、私の誕生日です。同じ
日生まれの有名人をググってみたら、ボブ・
ディランさんがその一人でした。

ディランさんは、1960年代の米国公民権運動
で「風に吹かれて」などの楽曲を通じて、差
別や偏見に苦しむ人々の声を代弁し、社会的
に弱い立場の人たちを支え続けたアーティス
トとして知られています。

同じ日生まれの私も、障害年金業務に誠心誠
意取り組む仲間たちの学びと仲間づくりを支
えることで、障がいのある人たちがもっと生
きやすい社会とするために、これからも微力
を尽くしたい。そんな思いを新たにした67回
目の誕生日の朝となりました。

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【7月のZoomDE自主勉強会】障害年金社労士
の成年後見活動～事例から学ぶ意義と課題
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7月13日開催予定のZoomDE自主勉強会のご案
内です。テーマは「障がいのある人の自立と
尊厳を守るために～成年後見活動の実際と課
題」です。

障がいのある人の地域生活移行が進み、親の
高齢化も相まって、成年後見制度へのニーズ
が高まっています。障害年金の相談を受ける
中で、成年後見制度について聞かれたり、成
年後見の支援を依頼されたりすることも多く
なっています。

障害年金業務で培った専門知識と経験は、障
がいのある人の自立と尊厳を守る成年後見の
支援において大きな力となります。両者に共
通する「その人らしい生活を支える」という
理念のもと、障害年金に精通した社労士が携
わる意義は大きいと思います。

しかし、障がいのある人の成年後見は、高齢
者の場合と比べて、後見期間が長期に及ぶう
え、生活・就労・意思決定支援など多様な
ニーズに対応する必要があります。また、支
援から直接、十分な収益が得られるものでは
なく、ボランタリーな支援ともいえます。

7月のZoomDE自主勉強会では、成年後見制度
の現状と課題、そして障害年金に精通した社
労士が携わる意義について、事例をまじえて
実践的な視点で学び合います。

《弁護士から学ぶ制度の基礎知識と課題》
弁護士として知的・精神の障がいのある人の
成年後見に数多く関わっている東奈央さん
（大阪府）から、制度の現状と課題について
お話を伺います。

東さんは大阪弁護士会所属で、高齢者・障害
者総合相談センター（通称：ひまわり）副委
員長として、障がいのある人の成年後見活動
に積極的に取り組みつつ、国や自治体に制度
改善を求めておられます。

♪東さんからのメッセージ♪
「知的障害や精神障害のある人には、契約や
財産管理のための支援は必要です。しかし、
成年後見制度は権利侵害だと批判されること
も少なくありません。成年後見制度の実情に
ついて事例を交えて考えてみましょう」

《障害年金社労士の仲間からの事例報告》
障害年金に精通した社労士であり、現在補助
人として支援に取り組んでいる田中紀之さん
（岡山県）から、事例を報告してもらい、障
害年金社労士が成年後見活動に携わる意義や
課題について考え合います。

田中さんは社労士成年後見センター岡山所属
で、成年後見業務に携わり始めてまもなく2
年。軽度知的障害の方（40歳代）の補助人と
して、主に身上監護の面で本人と関わってい
ます。

♪田中さんからのメッセージ♪
「障害年金社労士としての経験は成年後見業
務で役に立つのか、障害年金の請求支援に活
かせる点はどこか。現在進行形で私が支援を
行なっている方の事例を通じて、皆様と一緒
に考えてみたいと思います」

《勉強会の概要》
◎日時：7月13日（日）13:30～17:00
◎開催方法：Zoomミーティング。当日参加の
ほか、編集動画での後日視聴参加もできます
◎参加費（税込み）：4,000円
◎申し込み締め切り：7月6日（日）

《詳細確認・申し込み》
下記URLの申し込みサイトから↓
https://e-ve.event-form.jp/event/101051/2yyGuOx7V39z

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障害年金社労士としての知識と経験を活かし
て成年後見にどう向き合うか、また成年後見
の経験が障害年金業務にどう活かされるの
か。両者の相互作用に注目しながら、実践
的な視点で学び合い、考え合う貴重な機会で
す。ぜひご参加ください。

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今号はここまでとなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。