「ワクチン打ちました？」と聞かれたら…｜心理カウンセラー田山夢人バックナンバー

「ワクチン打ちました？」と聞かれたら…

2021年08月31日

こんにちは、田山です。

歯医者行ってきましたよ〜
心臓ばくばくで寿命縮まっちゃいますね。

さて、

最近、思うことがありましてね。

「ワクチン打ちましたか？」
「ワクチンは打つ予定ですか？」

そんな会話が日常生活の中に
普通に出てくるようになったじゃないですか。

聞く聞かないは
その人の自由ですから、
それ自体は別にいいと思いますよ。

でも私は個人的に
「聞くもんじゃないな」と思うし、
この風潮は「困ったものだなぁ」って思うんです。

何で困るかって、

「ワクチンを打った人」と、
「ワクチンを打たない人」の

2種類に分けてしまうじゃないですか。

打ったと誰かが言って、
打った人の数が多ければ、
打たなかった人が気まずいでしょ。

打たないと誰かが言って、
打たない人の数が多ければ、
打ったと人が気まずいじゃないですか。

ここで生まれる
劣等感はおそらく、

ーーーーーーーーーーー
どちらが正しく
どちらが間違っているか
ーーーーーーーーーーー

の争いに発展していき、
差別が起きてくるんじゃないかなって
懸念しているんです。

どちらかの立場が
虐げられるような空気って
好きじゃないんですよね。

そもそもね、

ワクチンの接種は
強制ではなく自由じゃないですか。

どちらの選択が
100%絶対的に正しいかなんてのも、
誰にもわからないわけです。

だからその人の
プライバシーに関することなんだし
聞くのおよしなさいなって思うのね。

とはいえ、

その場の誰かが
その質問をするのは
その人の課題ですし、

私が聞かれた時に
私にできる自分の課題としては、

「私はヒミツです」
「私は言わないことにしてるんです」

とでも言おうかなと。

そんで「何で？」って聞かれたら、

「どっちかの立場の人が気まずくなるでしょ」

と言おうかなって。

私はアドラーやってますが、
いつも心がけたいのは、

その場にいる人たちが、

「ここにいていいんだな」
「自分の居場所があるな」

と思える雰囲気作りです。

I’m OK, You are OKです。

どんな人がいてもOK。

それに、

そういったことを
考えていくのが、

アドラー心理学でいう

「共同体感覚」

にも繋がっていくと思うんですね。

…という、
突然の私の小言でした。

お付き合いいただき
ありがとうございました笑

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