ホリエモンさんの例の発言に学ぶコミュニケーション術｜心理カウンセラー田山夢人バックナンバー

ホリエモンさんの例の発言に学ぶコミュニケーション術

2022年09月22日

こんにちは、田山です。

何かホリエモンさんの発言が
少し話題になってるみたいですね。

「松本人志の笑いは何が面白いのかサッパリ分からない。一番つまんない」

今日はこの一件をもとに、
こじれやすいコミュニケーションの
解説をしようかなと思います。

アドラー心理学ではよく、

①意見言葉
②事実言葉

って話をします。

①の意見言葉ってのは、

「〜だと思う」
「〜だと考える」
「〜だと感じる」
「私の個人的な意見は〜」

そんな枕詞や語尾になる話し方。

②の事実言葉ってのは、

「あなたは〜だ」
「あのやり方は〜だ」

こんな風に、
どんなに自分の意見だろうと
事実として決めつけたような話し方です。

②の事実言葉を多く使う人は
けっこうな頻度で
コミュニケーションこじれます笑

今回の一件でいえば、

「一番つまらない」

という文法は事実言葉ですね。

本来これは意見ですから、
「一番つまらない”と思う”」という
意見言葉で話したいところ。

なぜ意見かといえば
おもしろく感じる人もいるから。

事実ってのは、
100人中100人つまらないなら
それは客観的な事実になる。

でも今回の件は
人によって様々な反応がありますから
やっぱ意見でしょうね。

どんなに自分にとっては
事実のように感じることでも、
世の中の大体のことは「意見」です。

あの上司は私のことが嫌いだ！

ってのも、
自分がそう感じているだけの意見。

私はミスばかりのダメなやつなんだ！

ってのも、
ミスはするかもしれないけど、
ダメかどうかは自分の意見。
他人から見たらダメじゃないかもしれない。

ほとんど意見なんですよ。

だから、

人と話す時の会話を
「意見言葉」をベースに話すと
グンとコミュニケーションのこじれは
少なくなりますし、

自分も「これは意見だな」というのを
意識できるようになるから、

相手から言われた嫌な言葉も、
「意見」として受け流せるようになる。

いやぁ、
アドラー心理学は便利ですね。

ぜひ意見言葉、使ってみてくださいね！

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