【明日まで無料】行動は○○でいい。｜心理カウンセラー田山夢人バックナンバー

【明日まで無料】行動は○○でいい。

2023年12月17日

こんにちは。

アドラー心理学×「自分らしさ」
で人や社会の役に立ちながら
自分もみんなも
幸せを感じられる人生をつくる

日本アドラー心理学振興会
代表の田山夢人です。

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さて。

昨日、マイナス思考の
悪循環から抜け出す方法として、

「行動する」

というお話をしました。

今日はね、
この行動に関して

「小さな行動でもいい」

というお話をします。

以前、私のカウンセリングであった
実際のお話を少し紹介します。

私ね、

字を書くのが好きだったり、
人の字を見るのが好きなんですよ。

そこに心理学が合わさりまして、
けっこう筆跡診断ができるという
ちょっとした特技が実はあるのね。

以前、こんなクライエントさんがいました。

曲がったことが大嫌いで
他人の行動で気になることがあると
許せなくてイライラしてしまう。

それでよく人間関係が
こじれていたそうです。

その方としては、
もう少し寛容になりたいし
心穏やかに人を許せるようになりたいと。

はじめはお話をしつつ
色々作戦を一緒に考えたり
提案してたりしたんですよ。

でもね、

「いや、それはちょっと…」
「でも…」
「私には無理です…」

自分でお考えになったものでさえ
「やっぱ無理」
となってしまうくらい
八方塞がりになったんですね。

困り果てました。

そこでちょっと思いつきで
A4の紙をお渡しして
自分の今の気持ちを
手書きで書いてもらったんです。

したらね、

その人の字が
とても角張った字を書かれていて、
一画目、二画目とか
隙間もどこにもない。

こーれは
すごいキチッとした人だなぁと
思ったわけですよね。

そこでこんな提案をしました。

「字を書くときに
　角を丸くできますか？」

その場で
角を丸く書いてもらった時は
ぎこちなかったんですが、

宿題として
字を書くときに
角を丸く書くということを
続けていただいた結果、

ある日のカウンセリングで、

「先生、最近あまり
　他人の行動が
　気にならなくなってきたんですよ！」

そうおっしゃったんですね。

今までは

「何でこの人はこうしないんだ」
「普通こうすべきだろ」

そんなことを思って
イライラしていたのが
最近めっきり減ったと。

改めて何が
言いたいかというと、

《行動は小さくていい》

ということです。

もちろん目指す未来と
まったく関係のないことをしては
意味がありませんが、

繋がっていれば
どんなに小さくてもOK。

小さな変化は
大きな変化を生みます。

私は「書く」という行為は
その人を体現している
1番小さな行動だなって思うんです。

だから、

書き方を変えるだけでも
究極的にはこういった結果も
生んでくれたりするんですよね。

今日はちょっと
トリッキーな
カウンセリングのお話でした。

字の書き方から
その人のライフスタイルを見る的な視点、
興味ある人いるのかな笑

まぁわかりませんが、
もし興味あれば
「興味あります」と
教えてくださいね笑

素敵な日曜日を！