朝なかなか起きてこない子どもへの対応｜心理カウンセラー田山夢人バックナンバー

朝なかなか起きてこない子どもへの対応

2024年01月26日

こんにちは。

アドラー心理学×「自分らしさ」
で人や社会の役に立ちながら
自分もみんなも
幸せを感じられる人生をつくる

日本アドラー心理学振興会
代表の田山夢人です。

先日は子どもが学校に
行くか・行かないかのモヤモヤについて
親の肩の荷を一つおろす施策について
アドカウの受講生さんの事例から
ご紹介させていただきました。

今日もね、受講生さんの
素敵な事例です。

あなたはたとえば、
朝、お子さんが
なかなか起きてこなくて
こっちがソワソワしちゃう、
そんなことありませんか？

こんな時にも
アドラー心理学の

「目標の一致」

が役に立ちます。

アドカウの受講生さんのお子さんが
朝、全然起きないということで、
お子さんにまずこう聞いたんですって。

「目覚まし時計は
　鳴らしていいの？」

これに対しては
鳴らしていいとの回答を
得られたみたい。

で、けっこうな爆音で
朝目覚まし時計が
鳴るらしいんですが、

それでもお子さんは
起きてこないみたいなんです。

そこで今度は、

「朝は起こしたほうがいいの？」

と聞いたところ、
お子さんは

「6時には
　起こさないでほしいけど、
　6時半には起こしてほしい」

と答えたんですって。

それでひとまず
6時半に起こすようにしたみたい。

こうやってひとつひとつ
お互いの目標を一致させていくと
悩むことがなくなってくるんですよね。

これを確認せずに
自分の中だけで

(どうしたらいいのかしら)
(どうしてほしいのかしら)
(どこまでしていいのかしら)

みたいなことを
永遠とグルグルしてたんでは
いつまで経っても
モヤモヤしたままです。

ここは思い切って
"起きてこない"という現象に
無意識に焦って

「起こさなきゃ」

となるのは卒業しましょ！

そもそも「起きる」というのは
寝ている本人の問題だ。

いわゆる他人の課題
というやつです。

もしそこに介入するかどうか
悩むのであれば、

いきなり相手の
背負うべき責任を
負うのではなく、

一度言葉に出して
「どうするか」を考えて
相手とどうするか

「目標の一致」

を取ってみるのも
いいかも知れませんよ！

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