おかまバーに行ってきました。｜心理カウンセラー田山夢人バックナンバー

おかまバーに行ってきました。

2024年07月11日

こんにちは。

アドラー心理学×「自分らしさ」
で人や社会の役に立ちながら
自分もみんなも
幸せを感じられる人生をつくる

日本アドラー心理学振興会
代表の田山夢人です。

今、ずっと
仙台にいるんですが、

昨日、ご縁がありまして
私と妻の有沙さん、
そして友人たちみんなで
何と「おかまバー」に
連れて行ってもらったんです。

仙台の夜の街「国分町」。
東京でいうところの
「歌舞伎町」みたいな感じかな。

しかも私たちのテーブルに
ついてくださった方が
「ありさ」さんという方で、
妻の有沙とも打ち解けてました笑

今日なぜその話かというと、
とってもいい話聞いたんですよ。
いや〜勉強になった。

カウンセリングを学ぶ方は
今日の話はとても参考になると思います。

というのもね、

テーブルでちょっと
お仕事の話をしてて
話題がカウンセリングの話になった。

他の方のイメージとしては
カウンセリングというのは

「人の人生を変える仕事」

というのが
その場では出てたんだけど、

その時にありささんが、

「私もよぉ。でも私は人の人生を変えないよう気をつけてるわよぉ」

とお話されてたんです。

おおおっ！！！
すごいわかる！！！！！！

思わず、

「もう少し聞かせてください！」

と聞いてしまいました。

ありささんは、

「たくさん悩みを話しに来る人もいるのよ。昔はそれに対して、彼がいいわよ、あの人はダメよって、バシバシ言ってたんだけど、それをすると、"ママに言われたから付き合ったけどダメだった"とか、"ママが言うから仕事辞めたけどしんどくなってる"とか、私のせいにするのよ」

っておっしゃってました。

「だから私は、"この人ならこういう良いところもあって、こうなるかもしれないし、あの人ならこんないいところもあってこうなるかもしれないわよ。あなたはどうしたいの？あなたが決めたらいいのよ"って言ってるわ。背中は押さないようにしてるの。背中を押すと、"ママに背中を押されたから"って言われるのよ」

『背中を押さないようにしてる』！！

これまた深い！！！！
名言が出ました！！！！

ありささんが
おっしゃってたことは
常々私も思うところがあって、

カウンセリングというと
「人の人生を変える！」ってイメージ
確かにあると思うし、

確かに見方を変えれば
そういう一面もあります。

でも、

私がいつもカウンセリングで
気をつけていることは、

私が相談者さんの
人生を変えたんじゃなくて、
相談者さんが
自分の力で人生を変えた。

と思ってもらえるよう
援助していきたいなと思ってるんです。

だってそうしないと、
いつまでも自分の力を
信じられないじゃないですか。

しかもそうしている限り、
自分の人生は
他人次第のものになるでしょ。

人が私を幸せにするのではなく、
私が自分で幸せを作ることができる。

自分の人生に責任を持ってもらい、
自分には力があると思ってもらいたいのが、
アドラー心理学なんですよね。

カウンセラーを目指しているあなた。

人の人生を変えてはいけません。
本人が自分の力で人生を変えられるよう
お手伝いをしてあげてくださいね。

いやぁ、思わぬところで
カウンセリングの原点に
立ち帰らせていただきました。

ご縁に感謝です。

きっと神さま的な存在が
私にこのことをメッセージとして
体験させてくれたのかもしれませんね。

目にうつる全てのことは
メッセージだからね。