気功師のKOUです。このメルマガでは私のプライベートからお仕事まで個人的な活動の内容を主に配信しています。

こんにちは。KOUです＾＾

昨日のメルマガ
「とても難しい」と感想をいただきました。

きっと全く理解できない人も
おられたのではないでしょうか。

でも、それでいいのです。

まずは、どんどんシャワーを浴びるように
メルマガの内容を一言一句逃さないように
読み続けてみてください。

そうすると半年後、１年後

かなり理解できるようになっています。

結果として、

あなたの人生が
驚くほど変化していますのでお楽しみに＾＾


さて、今日の本題です。

なぜ、恋をすると冷静さを失うのか

この問いを真剣に見つめることは
「人間とは何か」という問いに直結します。


恋愛という体験は
とても感情的で、超個人的で、
制御不能なものとして語られがちです。

しかし実際には
そこには明確な構造が存在しています。


恋愛の初期段階で、私たちの脳内では
ドーパミンが大量に分泌されます。

これは「報酬系」と呼ばれる
脳の領域が関与しており、
人間に

「これは価値がある」
「もっと欲しい」

と思わせる役割を持っています。


LINEが来ただけで、心が跳ね上がる。

少し返事が遅れただけで
不安と焦燥が湧き起こる。

冷静に考えれば取るに足らない反応に、
思考も行動も支配されてしまう。


それは意思や精神力の問題ではなく、
脳の構造がそう設計されているからです。

この報酬系は、
時間の経過とともに慣れが生じます。

すると私たちは、快感を得るために
より強い刺激を求めて行動し始めます。

このとき、恋愛は本来の「関係性」ではなく
「刺激の循環」にすり替わってしまいます。

まさにここに、
恋愛が「中毒化」する構造があるんですね。

しかし、

この構造を俯瞰し観察する視点を持ったとき
意識は抽象度の階層を上がり始めます。

「なぜ今、自分は
こんなにも反応しているのか」

「この快感は、誰が何のために
設計したプログラムなのか」

そう問いかけた瞬間から、
現象を自分の中心に引き戻す力が
動き出します。


恋愛は本能だ、子孫を残すためだ
という説明があります。

確かに、生物学的にはそうかもしれません。

しかし、その説明すら、
社会的に提供された情報である可能性が
あると思いませんか？

私たちはいつしか「それが本能である」と
信じるように仕向けられ、
その信念の中で生きることが自然だと
錯覚しているのかもしれません。


この世界は、縁起でできています。

あらゆる事象は相互依存的に存在し、
何ひとつ単独で存在することができません。

「統合」とは、その縁起のうち
認識できるものすべてを
「私」として受け容れていく気づきです。

本来、「私」とは、肉体の輪郭や記憶ではなく、
関係性そのものなのです。

そして、「全縁起を私とすること」

これこそが真の統合であり、
覚醒であり、解脱であると
私は考えています。

このことを「心身合一」という
概念で定義した人もおられましたね。


「宇宙と一体になった」と語る人がいます。

しかし、それは
一時的な脳内快楽物質の作用による
恍惚状態の延長に過ぎません。

それが真の統合であるとすれば
あまりにも儚く、脆い。

なぜ言い切れるかと言うと
まだその人が私の宇宙に存在するから。

この議論は、また今度にしますが

統合とは、恍惚ではなく、理解であり、
全体構造の中で自分を定位し直す
知性による気づきです。

私たちの言葉でいうと「視点」ですかね。


AIがどれだけ発達しても、
下層から演算で登っていくしかありません。

だから超次元空間において
AIは永遠に悟れません。


恋愛というテーマを通じて
脳の構造と意識の成長、
そして真の統合とは何かを問い直すこと。

それは、私たちが人間であることの
本質に触れる行為でもあるのです。


今回もメルマガを読んでのご感想、
ぜひ聞かせていただけるとうれしいです＾＾

講座の全体スレッドにシェアして頂けると
皆で一緒に抽象度を高めていけますね！