締切ギリギリになる意味
それが意味することとは?
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0096 2020.05.29
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
本日、オンラインで
ライティングのセミナーを受講していました。
その時にこんな話題が出たのです。
ある小説家の方にこんな質問をしました。
締め切りまで30日の短編小説があります。
30日をどのように使いますか?
さて、その答えとは??
28日間、ネタ集めや構成を考え、
残りの2日で書き上げる、
というものでした。
つまり、締切間際で仕事をするわけです。
もっと余裕をもって書けばいいのに、
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、これがプロの仕事なのです。
ポイントは2つあります。
1つ目は執筆に2日しか割り当てない、
ということは、それだけあれば十分だ、
と考えているということです。
十分な経験や能力があると、
これを怖いとも何とも思わないのでしょう。
数万字の文章を書き上げることは、
素人にとっては大変難しいことですが、
プロにとっては何でもないのです。
これぞプロの力ですね。
二つ目はネタ集めや構成の検討に、
最大限の時間をかけるということです。
基本的にネタ集めや構成には
時間をかければかけるほど、
質が上がるはずです。
というのも、あるアイデアを思いついても、
それよりも良いアイデア思いつく
確率は常にあります。
だから、時間をかければかけるほど、
良い物になるはずです。
つまり、このプロの小説家の方は、
その気になれば4日程度で
終わらせることができるとしても、
アイデアや構成には最大限の日数を
割り当てるということです。
実際はアイデアを考えるといっても、
他の(締切間際の)仕事をしながら、
頭の片隅に入れておく感じらしいです。
少しでも良いアイデアを
考えるためには時間が必要なのですね。
クリエイティブな仕事をする人に、
直前に徹夜をしているイメージ
を持つ人もいるかもしれません。
もっと余裕をもって
仕事をすれば良いのにと。。。
しかしそれは、直前でも間に合う
という自分の能力への自信と、
少しでも良いアイデアを形にするという
プロ意識の現れでもあるのです。
●●今日のポイント●●-----------------
締切間際に仕事をするプロには
それなりの意味と裏付けがある。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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