実体がないものの扱い方
文章を書く時には、注意が必要です。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0184 2020.12.23
発行者：蔵本貴文（くらもとたかふみ）
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
今日、サイゼリヤにランチに行ったのですが、
なんとカードが使えるようになっていました。
これで、現金の出番がまた減ってしまいます。
もう、生活のほとんどがクレジットカードや
電子マネーにかわってしまい、
現金を使う機会がぐっと減ってしまいました。
レストランや居酒屋で割り勘をする時
ぐらいですかね、現金が出てくるのは。
お金というものは本質的にバーチャルですが、
電子化するとそれがさらに加速します。
バーチャルと言う意味は
実体がないということです。
お札を使う時だって、誰もあの紙切れに
価値を見出しているわけではないですよね。
お金の価値は、他の価値に交換可能
というところにあるのです。
そして、実体がないものは、
人により捉え方が全然違います。
例えば、「恐怖」という実体がないものは、
人によってイメージが変わります。
人によっては、
他人から無視されることだったり、
またある人にとっては、
お金が無くなってしまうことだったりします。
つまり、人によりその意味が違うのです。
そして、それは「お金」も同じなのです。
ある人は、人を喜ばせた対価だと思い、
またある人は、自分が我慢した対価だと思う。
そして、汚いものだと思っている人もいます。
さらに、お金は稼ぎやすいと思う人もいれば、
お金を稼ぐのは簡単だと思う人もいるわけです。
このように、同じものでも、
全くニュアンスが変わってくるのですね。
そして、お金を稼ぐのが簡単と思っている人と
難しいと思っている人で、
どちらがお金持ちになるかは明らかでしょう。
他にも「友情」とか「愛情」など、
実体のない言葉は色々あるものです。
やはり、その認識により、
人の人生は変わっていくものです。
ちなみに、文章を書く側にとっては、
実体のない言葉を使う時には、
色々な感じ方があるという、
想像力が必要になります。
なるべく文章では、
人を傷つけたくありませんからね。
不用意に言葉を使ってしまうと、
想いもよらない解釈をされることがあります。
そのためにも、色々な世界を知ることが
大事なのです。
●●今日のポイント●●-----------------
実体のないものに対しては、
人の感じ方の違いが大きく、配慮が必要。
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