意識のズレが最大の価値
「難しいですね」と言われました。
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エンジニアライターの
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Vol.1088 2026.10.16
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
今、ある大手予備校の仕事で、
大学に入学したての学生向けの
数学講座を作っています。
予備校の担当者は中学や高校の数学の
プロの方になります。
その中で私が作った問題で、
意識のズレが出るのですね。
私が簡単だと思った問題なのに、
「これは少し難しいですね」
とコメントされることがあったり、
その逆が起きるのです。
ここで全く意味がないのが、
私が「いやそうではありません」
と反論することです。
何といっても、その方は
受験数学を何年も仕事にしてきて、
学生と接してきたエキスパートです。
その方に対して、エンジニアの私が、
学生の理解度については
それを否定する余地はありません。
一方で私は「使う数学」の専門家です。
エンジニアにとっての数学の使い方は、
この方より私の方がわかっています。
まず、そこを把握することが大事です。
その上で私の想定と
その方の想定がズレていたわけです。
このズレはチャンスなのですね。
つまり、そのズレこそが、
私が必要だと思っている能力で、
学生には欠けている能力です。
つまり、私が最も伝えるべき項目
であることがわかるからです。
これは、講座の話だけでは
ないと思います。
例えば、人を傷つける意図でないのに、
「私は傷ついた」と言われた時。
「えっ、そんなことで傷つくの」
と、腹立たしくなってしまったり、
「配慮ができない自分はダメ」
と、自分を責めたりするでしょう。
しかし、そんなことを考える必要は
全くないのです。
むしろ、面白がってみましょう。
「こう受け取る人がいるんだ」と。
さらに、
「どんな思考回路なんだろう」
と、好奇心を持ってみて下さい。
どちらが良い悪いではありません。
意識のズレを探求することで、
自分やその相手の強みや弱みが
浮き上がってくるのです。
世の中には「えっ」と
思う人も多いです。
しかし、この感覚を持つと、
そんな中にも学びがあると
考えることができるでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
人と話していて、意識のズレがある時。
それはチャンス。掘り下げてみよう。
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