良い本なのに、残念だった話
ここが抜けるとがっかりです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.1097 2026.11.6
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
ある本を読んでいるのですが、
とても感銘を受けています。
言葉や感性についての本ですが、
言葉って大事だな、と
あらためて考えさせてくれるのです。
ただ、この本、少しがっかり
するところがありました。
今の本なのでAI時代を意識していて、
AIを使った思考と対比していました。
その時、AIの考察が表面的なのです。
今はAIから無尽蔵に情報が流れるので、
AIの答えを無批判で受け入れて、
自分で考えることをやめている……
としか言っていないのです。
まあ、これだけ抜き出すと、
なんだかありきたりですよね。
これ自体が、どこかで聞いたような
借り物の言葉になっています。
私は思考にかなりAIを使いますが、
自分の思考を補完するものとして、
自分だけではたどり着けない考えに
たどり着けていると自負しています。
それがこんな雑な言葉で
終わらせられているわけです。
感性と言葉の関係はすごかったので、
ここが少し残念でした。
本を書くときには、多くの場合、
何か訴えたいことがあります。
訴えたいことがある場合、
それに対立するものが存在します。
例えば、「投資をしよう」だったら、
投資の怖さをあおる人だし、
「田舎でスローライフを生きよう」なら、
都会で忙しく仕事をする人が
対立する存在になるわけです。
このように対立する構造があると、
文章も面白くなり良いことです。
しかし、そちらに対する考察が薄いと、
残念に思ってしまうのです。
たとえば、「若者」に対して、
ネット中毒で、周りが見えない
という思い込みだけで語っていたり、
逆に「高齢者」に対して、
自分の逃げ切りしか考えていない、
という決めつけで語っている
場合があるのです。
いくら自分の大事にしたいことが
しっかりと語ってあったとしても、
対立する存在がそのように雑だと、
本当に残念です。
何か対立する存在を書くときには、
その存在についてしっかりと調べる。
その時間が自分の主張を
強めてくれるのだと思います。
●●今日のポイント●●-----------------
自分のテーマと対立する存在は
しっかりリサーチしておこう。
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