本を初めて書く人に知って欲しいこと
文章を書くことに慣れた人が、
書籍を書く時に陥りやすいワナです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0211 2021.2.24
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
私は現在、Kindleライター講座の
講師を担当しており、
人の文書に触れることが
多くなってきました。
その中で、ブログ等の記事的な文章と
書籍の文章の違いが明確になったので
ここでシェアさせて頂きます。
例えばビジネス系のWeb記事で、
「人を動かすための3つのテクニック」
というものがあったとします。
よく見かけるタイプの記事ですね。
長さは2000~3000字か長くとも
5000字くらいが普通です。
それではこのテーマが
一冊の本になるとどうなるか?
一冊の紙の本の文字数は
ざっくり10万字ですから、
Web記事の数十倍の分量です。
だから情報量自体は
数十倍になるのですが、
結論はWeb記事と変わりません。
要約すると同じということです。
良く編集された本は、
長くとも、要点をコンパクトに
表現できるものなのです。
逆にうまくいっていない本は
文字数を埋めるために、
本来と違うテーマの話が
どんどん出てきます。
その結果、個々の話は面白くても、
全体として何が言いたいのか
よくわからない本になるのです。
10万字というと長く思えますが、
それを一つの統一されたテーマで
書くことが必要になるのです。
そのためには、個々の項目の
掘り下げが大事です。
その結論にいたる根拠や
エピソードを積めこみます。
そうすると、著者の考えが
無理なく入ってくる
本になるのですね。
書籍の情報量はWeb記事より
はるかに多いです。
それも、ただのブログ記事の
詰め込みではなく、
その文章が一つの書籍になっている
必然性を意識することが大事です。
ある編集者はこれを
「パッケージ感」という
言葉で表現していました。
本を書く時には、
文字数を稼ぐことに
神経を使ってしまいますが、
統一感も意識するようにしましょう。
文書を添削する時に、
「もっと具体的なエピソードを」
「もっと掘り下げて」
とばかり指摘している自分に気づき
今回のメルマガのネタになりました。
●●今日のポイント●●-----------------
書籍はブログ文章の詰め込みとは違う、
一冊になる統一感や必然性を意識する。
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