幽霊(ゴースト)の素晴らしさ
他の著者の本を書く仕事は、
時々、誤解されることもあります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0279 2021.8.2
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
先日、私が講師をさせて頂いていた、
Kindleライター講座の
最後のグルコンを終えました。
少し長めに話させて頂きましたが、
講座生の皆さんのライティング力、
ヒアリング力が向上しただけでなく、
「書籍のライティングをする」
ということの素晴らしさに
気づけて頂けたことが嬉しかったです。
書籍を書くブックライターの仲間から、
こんな残念な話を聞いたことがあります。
「周りから、自分の本を書きたいけど、
書けない人だと思われてしまう」
この話を聞いた時には、
少し、怒りも感じてしまいました。
この仕事の価値が理解されていないなと。
ゴーストライターという言葉の響きも
そんなイメージを与えているのかも
しれませんね。
ブックライターという仕事の価値は、
単に本を書くというところだけに
あるわけではありません。
自分で書きたいけれど、書けない、
というわけではないのです。
自ら進んで「他人」の本を
書いているわけなのですね。
そもそも、私の場合は、
まず、著者になってから、
この仕事の価値に気づいたのです。
著者さん自身が気づいていない、
自分の魅力を引き出して、
文章に落とし込む仕事。
著者さんの考えや経験を
思う存分聞くことができる仕事。
そんなところが本当に魅力です。
コンサルを頼めば、
1時間10万円は軽く超える人が
何時間も自分(実際はその先の読者)に
向けて話をしてくれるのですね。
そうでなくても、
一見、普通の人の人生にも、
学ぶべきところがたくさんあります。
そんなところに気づいた時には、
飛びあがるほど嬉しくなります。
講座の中ではこの仕事の価値を
お伝えしてきたつもりでしたが、
しっかりそれに気づいて頂けました。
これからは講座生ではなく、
仲間としてのお付き合いになります。
これからも、お互いを高めあいたいと、
強く感じました。
●●今日のポイント●●-----------------
他の著者の本を書く仕事には、
自分の本とは違う、大きな価値がある。
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