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エンジニアライターの「書いて人生を変える」メルマガ

書かない勇気

2021年08月20日

 
 「ノイズが非常に大きくて聞き取れない」
 この文章の問題点とは?

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 エンジニアライターの
 「書いて人生を変える」メルマガ

 Vol.0287 2021.8.20

 発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


今、専門家が書いた文章を一般向けに
書き直すという作業をしています。

これをやっていて思うことが、
専門家の文章って、
情報量が多いのですね。


例えば「○○は××である」
という意図の文があったとします。

この中に
○○は▼▼と呼ばれることもある、とか
○○が★★になるケースもある、とか
色々なものを付け加えます。

そんなことを書いているうちに、
肝心な「○○は××である」が、
どんどん薄れていくのです。

厳密性を求めたい専門家の本能ですが、
特にライトな読者にとっては、
この情報の多さが理解の妨げになります。


何かを伝えることが目的の文章は、
情報が多ければ多いほど、
伝わらなくなることを
書き手は理解するべきだと思います。

特に相手が初級者の場合は、
読者が何が重要で、何が重要でないか
判断することができません。

だから、重要でない情報は
省かなくてはならないのです。


一方、専門家相手の場合は、
情報は多い方が良いです。

それでも、目的に必要の無い情報は
削ってしまった方が良いわけです。

だから、読者や目的に応じて、
何を伝えるべきか精査して、
ギリギリまで絞るべきなのですね。


それに付け加えて、伝える文章では
簡単な文章でもシンプルに
書くべきだと思うのです。

例えば、
「ノイズが非常に大きくて聞き取れない」
という文章があったとします。
ごくごく普通ですね。

しかし、これを見て思うのですが、
「非常に」という言葉は必要でしょうか?

「ノイズが大きくて聞き取れない」
これで十分、用は足ります。

これは単純な文だから大丈夫でしょう。

しかし複雑な文章になると、副詞1語で
読みにくくなることもあります。

特に強意の副詞は要らないことが多いです。

非常に、かなり、大きく、など、
使いすぎていて、何を強調したいのか
わからない分も多いですよね。

だから、安易に副詞や形容詞を
使うことは避けましょう。


特に、何かを伝える文章では、
シンプルさを心がけるように
した方が良いです。

何を書くかも大事ですが、
何を書かないかも、また大事なのです。


●●今日のポイント●●-----------------
情報量が少ないほど理解しやすい、
だから何の情報を捨てるかも大事。
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