ハ〇カチ王子がチームに残る理由
これは正解のようで、間違いです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0293 2021.9.3
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
プロスポーツは厳しい世界です。
先輩、後輩なんて関係ありません。
結果を出せないと使ってもらえないし、
結果が出れば給料もドンドン上がります。
しかしながら、たまに「?」と思うような
選手もいたりしますよね。
例えば、10年以上前の甲子園で活躍して、
大学野球を経てプロ入りしたものの、
全く成果を出せていない選手とか……。
また、若い頃は大活躍していたが、
年齢的にピークを過ぎた選手を、
能力以上の給料で雇うこともあります。
これを見て「実力社会なのに」と、
ネットに書き込む人もいますよね。
でも、私としては、これは当然のこと
だと思うのです。
プロスポーツの目的は何か?
それは本質的には興行です。
つまり、お客様に喜んでもらうことが
本来の目的なのです。
ただ、スポーツ選手の場合は、
お客が一番喜ぶのは、
レベルの高いプレーを見せて勝つこと。
だから、勝負にこだわるわけです。
とはいえ、勝負にこだわる理由は、
お客を喜ばせること、
ここを忘れてはダメだと思います。
勝ちさえすれば何をしても良いんだろ、
なんて姿勢は間違いなのです。
ですので、実力は多少劣っていても、
お客を喜ばせることのできる選手は
プロスポーツの目的にかなっています。
ただ、それが行きすぎ、人気取りに走り、
勝負をないがしろにしていたりすると、
お客であるスポーツファンには
すぐに見限られてしまいます。
つまり、人気取りを意識しながら、
勝負にこだわる姿勢が必要です。
私はKindleプロデューサをしていますが、
著者さんと読者さんの関係が、
まさにこれに似ています。
Kindleプロデュースの直接の顧客は
著者さんです。
だから、著者さんの満足を
追求するべきです。
しかしながら、出版をする場合、
著者さんの満足を追求するためには、
読者の満足が必要不可欠なのです。
読者が満足していないのに、
著者さんが出版において、
欲しい成果が得られることはありません。
これは試合に負けるけれども、
観客が満足するプロスポーツなんて
あるのか? ということと同じです。
こんな構図は、実は世の中に、
たくさんあるように感じます。
〇〇を達成するために△△が不可欠。
だから△△を目指すが、○○も忘れない。
だから、私としては、
著者さんの利益を頭にいれつつ、
全力で読者の満足を取りにいく、
そんなプロデュサーでありたい
と願うのです。
●●今日のポイント●●-----------------
勝負に勝つことは大事、
しかし勝つ理由を忘れないことも大事。
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