Kindleの原稿が進まない人へ
原因の90%くらいはコレだと思います。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0323 2021.11.15
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
先日は、
Kindle出版プロデューサー養成講座の
ライティングコンサルをしていました。
特に初めて書籍を書く人の場合、
長い文章ということで、
思考が混乱しがちです。
書いているうちに、
あれもかかなきゃ、これもかかなきゃ、
あー、まとまらない……。
という感じになってしまうのです。
でも、これはほぼ一つの原因に
集約させることができます。
いろいろな人と話していて、
そんなことを感じました。
それは「何のために、誰に書くか」が
徹底できていないことです。
まずは目的、自分は何のために
この本を出すのか?
これが、本をだして名刺代わりにしたい、
それに、お客さんも集められたら、
あと、セミナーのテキストに……、
と定まっていないと、ダメなのです。
例えば、お客さんを集めることと、
セミナーのテキストにする文章って
全く違ってきます。
これをまとめることなど、
無理と思ったほうが良いです。
だから、本を書く前に、
必ず目的を一つに絞りましょう。
さらに「誰に書くか」も重要です。
良くある悪い例が、
「30代の働く主婦」といった、
ターゲット設定です。
これだと、範囲が広すぎて、
書くことが絞れません。
一方、出版社に勤めて年収500万円、
メーカーに勤める同い年の夫がいる
九州出身32歳の都内在住の女性。
つまり、具体的な一人、
知っている人の一人に
ターゲットを定めるわけです。
とここまで絞ると、
何に興味があるのか、
何を書くべきで、何は書かないのか、
ということが明確になります。
もし、本を書いていて、
どうも発散してしまう人は、
目的とターゲットを見直して下さい。
ほぼ、それらがあいまいに
なっていると思います。
逆に、それらさえしっかりしていれば、
軸がぶれない本が書けるのです。
それは「刺さる本」、
「面白い本」ともいえるでしょう。
しかも、書き手からしても
書きやすくなるのです。
●●今日のポイント●●-----------------
本を書いていて発散する時には、
目標とターゲットを見直してみる。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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