現役エンジニアのライター、エンジニアライターのメルマガです。 私は「書く」ことによって、人生を変えてきました。 メモ、ブログ、本、SNS……。 「書く」ことには、人生を変えるパワーがあります。 「読む」ことや「書く」ことが好きな人にお勧めのメルマガです。

　ワクワク感が足りないと言われた時、
　どうすれば良いのでしょうか？

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　Vol.0346 2022.1.7

　発行者：蔵本貴文（くらもとたかふみ）
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


ライターの仕事をしていると、
クライアントさんから、
修正の依頼が来ることもあります。

その時、ご要望が明確であれば、
それを変えれば良いのですが、
ボヤッとした要望の場合は
困ってしまうことになります。


もっと明るい感じに、とか、
もっとギラギラさせて、とか……。

どうすれば良いのだ？
と思ってしまいます。


言葉というものは、
そもそもロジックが強いものなので、
感覚を持ち込むのは
簡単ではないのです。


その中でも良く聞かれるのが、
「ワクワク感」という言葉です。

もっと「ワクワク感が欲しい」とか、
良く言われる言葉ですよね。

「何がワクワクだ」と
言いたくもなるかもしれません。

でも、このワクワク感を足すためには、
定石があったりします。

それは、「明るい未来」と
「そこに行ける自分」です。

そして、「明るい未来」は
カバーできていても、
「そこに行ける自分」を
見落とすケースが多いのです。


例えば、
「このメソッドで、
　月20万円収入が増えます」
という話があったとします。

これでワクワク感を足す
場合にはどうするか？

まず思いつくのが、
月20万円収入が増えたことで、
得られる未来を示すことです。

明るい未来ですね。

レストランで値段を気にせず
注文ができます。

疲れた時には、
すぐにタクシーに乗れます。

月に１回は高級ホテルの
ステイが楽しめます。

とか、こんなことを書くわけです。


しかし、ワクワク感には
これでは不十分です。

こんな世界が味わえる、
その世界に行けるという
実感が必要なのです。

これが「関われる自分」です。


つまり、その世界に行く自分を
明確に想像させなければ
ならないのです。

まず〇〇のスキルを身につける
（これならできそうだ）

すると、こんなことができる
（確かにこうなるよな）

そして、このくらいお金がもらえる。
（そのくらいの価値はあるよな）

だから、月20万円収入が増える。
（私もここに行ける）


ということになるのです。

どんなに素晴らしい未来でも、
自分事に感じられなければ、
ワクワク感には変わりません。


子どもは簡単にワクワクします。
それはなぜでしょうか？

子どもは可能性が高いです。
そして挫折経験も少ないです。

だから、想う未来を実現できると
感じやすいのですね。


マンガで見た世界が、
実現されると思えたり……。



これがワクワク感の正体です。


だから、ワクワク感が
ないと言われた時には、

まず、しっかり未来が示せているか？

そして、そこに至る道筋が
納得できるものになっているか？

その２点に気を付けましょう。


●●今日のポイント●●-----------------
ワクワク感のためには未来を示す、
そして、読者も行けることを示すこと。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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