タイトルにしてはいけない言葉
○○を使ってはいけません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0357 2022.2.2
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
言葉で人を動かすためには、
人の感情が動く言葉を使うことです。
例えば、人を生き物に例えるとして、
だいぶ感じ方が変わることがわかります。
カピバラのような男
犬のような男
猫のような男
蝶のような男
ライオンのような男
サメのような男
ヘビのような男
ゴキブリのような男
犬や猫はペットとしては
とても人気があります。
でも、こうやって並べると
あまり特徴がないですよね。
こう考えるとヘビやゴキブリが
やっぱり感情が動きます。
あと地名もだいぶ印象が違います。
俺、岸和田の男だから
俺、大阪の男だから
俺、関西の男だから
俺、西日本の男だから
俺、本州の男だから
俺、日本の男だから
このセリフを見て、
明らかにインパクトが低いものが
ありますよね。
西日本とか本州とか……。
失笑が起こりそうな。
でも、単に狭ければ良い
ということではなく、
「日本」になると、
感情が動くわけです。
やっぱり、言葉によって
色々と感じ方があるのですね。
そして、そんな言葉の中でも
最悪なものが造語です。
例えば、仮想の地名で
帝国市というものを考えて、
「俺、帝国市の男だから」
全く意味がわかりません。
こう考えるとわかりますが、
本のタイトルなどで
結構これに近いことを
している人を見かけます。
つまり、造語をタイトルに
使っているわけです。
例えば、私も昔、
「理考力」で人生が変わる
なんてタイトルを
考えたことがありました。
しかし「理考力」なんて
誰も知らないので、
「そんなのわからない」
ということになるのですね。
難しい横文字も同じです。
新しいカタカナ用語は
基本的に人の心を動かさない、
つまり売れないのです。
特にタイトルには
読者がわからない言葉を使わない
ことに注意しましょう。
●●今日のポイント●●-----------------
読者のわからない言葉は使わない。
特に造語や新しいカタカナ用語に注意。
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