なぜ、この本だけが面白いのか?
販売に大きな差が出る。その理由は?
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0372 2022.3.9
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
今日、気が向いて、
家で映画を見ることにしました。
目に止まったものが、
百田尚樹さんの「海賊と呼ばれた男」を
映画化した作品でした。
この作品、大正から昭和にかけて
活躍した出光佐三の生涯を
題材にしています。
出光佐三は「出光」の創業者で、
イランとイギリスが石油の権利で
抗争を続けている中で、
イランから石油の輸入を行った
「日章丸事件」で有名ですね。
ところで、「海賊と呼ばれた男」は
関連書籍を含めると500万部を突破した
大ベストセラーになりました。
ただ、出光佐三の生涯を書いた小説は
この本が初めてではなかったのです。
あまりにも劇的な生涯ですから、
小説家したら面白いだろう、
と思う人は一人ではありませんでした。
しかし、それらの本は
鳴かず飛ばずだったのです。
では、この作品だけが、
これほどヒットした原因はどこにあるか?
それをこの小説の担当編集者である、
敏腕編集者が語っています。
その一番大きな理由は
「順序」だというのです。
「海賊と呼ばれた男」以外の本は、
出光佐三の生涯を、
生い立ちから描いていました。
しかし、百田尚樹さんは、
終戦して60才となったところから
書いているのです。
百田さんは放送作家でしたから、
どこから入ると読者の関心を引けるか
良く理解していたのでしょう。
同じことを書く場合でも、
どこから入るかによって、
これほどまでに差がでるのです。
出版をして、自伝を残したい
という人は多いと思います。
しかし、とりあえず生い立ちから、
という考えはやめましょう。
出光佐三でさえも、
読者の興味を引き切れないのです。
一般人だったらなおさらでしょう。
自分の人生をどこから書けば
読者にとって面白く見えるか?
考えてみる。
それだけでも、本の面白さは
大きく異なるのです。
●●今日のポイント●●-----------------
同じ人物や出来事を書くにしても、
何から始めるかで、大きな違いが出る。
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