文字起こし原稿を読むこと
自分の能力が上がっていきます。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0401 2022.5.16
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
今、Kindle本を制作中で、
私が著者さんにしたインタビューの
文字起こし原稿を読み込んでいます。
というのも、書籍作りは
著者さんにインタビューをして
それを元に原稿を作成します。
その時に、インタビューを
全て文字に起こした
「文字起こし原稿」を作るのです。
しかし、この文字起こし原稿、
なかなか見るのが辛いものでもあります。
というのも、自分の質問や誘導が
すべて表れているからです。
伝わりにくい質問をしてしまったり、
同じことを2度聞いてしまったり、
著者さんの文脈を遮ってしまったり、
話の深堀りが十分でなかったり……。
そんなことが目の前にでてくる
わけですからね。
しかしながら、逆に自分で
感心することもたまにあります。
うまく話をまとめているな、とか、
この質問で良い話を引き出したな、
という部分です。
書籍を作るのにインタビューは
非常に重要な工程です。
というのも、自分の本でなく
著者さんの本ですから、
聞けなかったことは
絶対に書けません。
だから、著者さんの執筆を
お手伝いするブックライターは
聞き出す技術を鍛えなくては
ならないのです。
ライティング能力より
重要とも言えるかもしれません。
ただ、私も少しずつですが、
インタビューに慣れてきて
うまく話が進められるようになった
感触があります。
それは、フィードバックだと
思うのですね。
つまり自分のインタビューの内容を
文字情報で目の前に出されると
上手くいったこと、ダメなところが
はっきりと表れます。
すると、発見と改善の
サイクルが回るのです。
それが実力の向上につながるわけです。
スピーチでも、自分の姿を録画して
振り返ることが効果的といいます。
これもなかなか辛いものですが……。
やっぱり、現実から目をそらさずに、
自分の現状を直視してこそ、
その先に改善があるのでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
自分の仕事を直視すること。
それが改善への第一歩。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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