共感しない私
共感しない方が良いのです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0415 2022.6.20
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
人の話を聞いていると、
「この感情には共感できないな」
と感じることがあります。
でも、これって当たり前だと
思うのですね。
人によって感じ方は違うのですから。
ただ、このズレが大きい人と
小さい人はいるでしょう。
一般的には、より多くの人に
共感する方が良いのかもしれませんが、
ことブックライターとしては、
共感しすぎるのは問題と思います。
なぜなら著者に共感してしまうと、
著者の感情よりも自分の感情を
書いてしまうことになります。
また、それが著者の感情と
完全に同じならまだいいですが、
微妙に違うことの方が多いです。
著者の本を代筆する
ブックライターとしては、
それは最も避けなくてはなりません。
逆に、わからない感情の方が、
客観的に話を追えて、
良いことがあります。
この人の願望はどこにあるのか、
なぜこんな風に感じるのか、
言葉や行動から分析するわけです。
テーマから一歩引いた人間の方が
全体像を良くつかめる気がします。
また、著者に共感してしまうと、
著者が感情的になりがち
ということもあります。
本を書くインタビューの時には、
引き出すのは言葉です。
言葉は理論的なものですから、
感情よりも理性が働いた時、
のほうが良いのです。
ただ、共感しないと、
著者の話を引き出せない、と
思う人もいるかもしれません。
でも、インタビューの場で
話を引き出すのは、
共感ではないと思います。
それよりも「関心」が大事です。
関心と共感は違います。
共感は同じ感覚を共有する
(共有した気になる)
ものですが、
関心はその人のことを
知りたいという興味です。
この人は自分の話に
強い興味を持ってくれている、
それを相手に伝えることが
大事ですね。
共感できるかどうかは、
そこでは問題にならないのです。
●●今日のポイント●●-----------------
ブックライターの取材に必要なのは、
共感ではなく「関心」。
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