数式にも読みやすさがあります
文章だけではありません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0456 2022.9.26
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
算数の問題でこんなものがあります。
2×3+4×5=?
答えは26になりますが、
かけ算は足し算より先にする、
ルールを知らないと、
50にしてしまう人もいます。
それを見て、「ダメだなー」
という人もいます。
学校の問題なら
それで良いのかもしれません。
しかし、実世界に出てからは、
これはむしろ伝え方の
問題になると思うのです。
つまり先ほどの式を書くのであれば、
(2×3)+(4×5)=?
と書くべきなのですね。
こうすれば勘違いは起きません。
もしくは、
2×3=A
4×5=B
A+B=?
と3行にわけてしまえば、
なお確実です。
ただ、こんな式を書く機会なんで、
日常生活ではないだろう
と思われるかもしれません。
しかし、このような記述が
たくさん存在する場合もあります。
それは、「プログラミング」です。
ITエンジニアが行っている
コンピュータへの命令である
プログラムを書く作業ですね。
文章と同じように、
プログラムも書く人によって
本当にさまざまです。
読みにくい文章、読みやすい文章
があるのと同じで、
プログラムも書く人により、
読みやすさが全然違うのです。
当然、読みやすいプログラムの方が、
質が高いわけです。
そして、読みやすさの基本が、
先ほどの式の書き方なのです。
文章も同じだと思います。
長い文章や長い言葉は
意味をつかみにくくなります。
特に「AとBがCしたりDしたりする」
なんて並列構造を含む文は
対応関係がわかりにくくなります。
わかったとしても、
読者の脳みそにかなり負担を
かけてしまいます。
だから、かっこ「」、でくくったり
2文にわけてしまう工夫が
必要なのですね。
●●今日のポイント●●-----------------
長い文章は意味をつかみにくい。
特に並列の構造を含む文は注意。
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