現役エンジニアのライター、エンジニアライターのメルマガです。 私は「書く」ことによって、人生を変えてきました。 メモ、ブログ、本、SNS……。 「書く」ことには、人生を変えるパワーがあります。 「読む」ことや「書く」ことが好きな人にお勧めのメルマガです。

　プロのライターに必要なのは
　上手に書く技術ではありません

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　Vol.0459 2022.10.3

　発行者：蔵本貴文（くらもとたかふみ）
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


先週、さとゆみさんという、
売れっ子のライターさんが
書いた本を読んでいました。

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この本を読んでいて、
ハッとさせられた言葉がありました。

それは、
プロのライターに必要なのは、
「文章を書き続ける」技術だ、
という言葉でした。


プロの定義はお金を頂く
ということになるでしょう。

そしてお金を頂く仕事で、
避けられないのが「締切」です。

文章なんて、完全に納得できる
なんてことはありません。

だから締切がある以上、
どこかで妥協をしなくては
ならないのです。


しかしこだわりが強すぎると、
その妥協ができません。

結果、締切を守れなかったり、
最悪の場合は、
「こんなもの提出できない」と
仕事から逃げ出してしまうのです。


これは仕事の発注側から考えると
最悪の行為となります。

たとえ質が低いとしても、
原稿が納品されれば、
直すこともできるかもしれません。

しかし、原稿が遅れたり、
飛ばれたりすると、
それはどうしようもありません。

だから、こんなライターは
発注者からブラックリストに指定され、
仕事を続けられなくなるのです。

そうでなくても、妥協するとき、
完全でないものを提出するときに、
自分があまりにストレスを感じていると、
今度は自分のマインドが潰れます。


今の世の中では、
「好きを仕事にしよう」
という風潮になっています。

しかし、好きが高じて、
「妥協ができないもの」に関しては、
仕事にすると苦しくなってしまいます。

それが「好きを仕事にする」の
落とし穴ですね。


●●今日のポイント●●-----------------
妥協できない程、好きなものを
仕事にすると、かなり苦しくなる。
---------------------------------------

P.S
このメルマガをお読みの方であれば、
自分の物語を作る重要性は
ご存知だと思います。

でも、
「私には人の感情を動かせる
　ストーリーなんかありません」
という人もいるかもしれません。

いやいやそれは、ライトの当て方が
違うのだと思います。

しっかり自分を掘り下げれば
物語は見つかります。


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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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