最後には不器用が勝つ
逆転のチャンスは十分あります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0478 2022.11.16
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
何をやらせても器用にこなす人って
いますよね。
例えば、新しいこと、
スポーツとか、仕事を始めた時に、
「えっ、本当に初めてなの?」と
驚かれるような人です。
私は子どもの頃には、
そんな人がうらやましかったです。
というのも私は怖がりで、
変化を恐れるタイプ。
だから、新しいことを始めた時、
完全に腰が引けてしまって
挙動不審になります。
だから、新しいことを始める時に
本当に酷いことになるのです。
例えば、大学に入って
最初にレストランでバイトを始めた時
本当に酷いものでした。
あまりにも使い物にならないので、
周りの人はすぐに辞めてしまうだろう
と思っていたようです。
そんな私は器用な人を
うらやましくも思います。
しかし、ダメななりに続けていると
そのうち慣れてきてスキルも上がり、
中核メンバーになって、
卒業まで3年ほど働いたのです。
だから、今となっては、
「鈍くて良かったのでは」
と思っています。
というのも、器用にこなせる人は
なまじ色々できるために、
得意なことを絞り込めない人が
多いように見えるからです。
不器用な人はカメのように
ゆっくり積み上げますが、
それが最終的には
器用な人を抜いてしまうのです。
まさにウサギとカメの
お話ですね。
これはスポーツとか仕事だけでなく、
頭の回転にも言えると思います。
何でもパッパと理解して、
どんどん習得する人もいます。
しかし、そこまで時間をかけて
進む人も、実は悪くはありません。
やっぱり、時間をかけた分だけ
残るものはあると思います。
たくさんのワナにはまりながら
ゆっくりと進んでいると、
それなりの理解の深さがでるのです。
人生は最終的には耐久戦です。
いかに最初は器用な人に
押されていたとしても、
最終的には不器用な人にも
チャンスがあるものなのですね。
●●今日のポイント●●-----------------
早い人をうらやましがりすぎない。
ゆっくり上達するのも良さがある。
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