プロのライターの条件
一番の違いはここにあります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0492 2022.12.19
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
先日、私がお手伝いした
書籍が出版されました。
『「エンジニア×スタートアップ」こそ、
最高のキャリアである』
(菊本 久寿 (著))
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本書は書店に流通する紙の本なので、
8万字ほどのボリュームがあります。
しかし、この文字数でも、
楽に対応できるようになりました。
始めて紙の本を書いた時は、
本当に書けるか心配でしたけどね。
そして、何の能力がつくと
書籍が楽に書けるかわかってきました。
その能力とは、
コンテンツと文章量の感覚なのです。
例えば、資料から書籍の原稿を
書くとします。
その時に資料を見ながら、
「これは○○文字くらいにできるな」
という感覚です。
そして、実際に○○字に収めること。
これが書籍を書くために
大事な感覚なのです。
もちろんこの能力は、
書籍に限ったものではありません。
例えばWebの記事を書く時とか、
雑誌の記事を書く時、
文字数のしばりがある記事を
書くときに重要な能力です。
逆に、趣味のブログになると、
短ければ短くても良いですし、
長くなるなら複数に分ければ
良いだけです。
だから、文字数感覚がなくても
問題はありません。
しかし、プロの文章であれば、
必ず文字数のしばりがありますから、
内容よりも、そこを満たすことが
重要になってくるわけです。
「ブログを書き慣れているから、
私は書籍も書けるはず」
と思っている方は多いです。
そんな方が挫折するのは、
決まってここですね。
つまり、文字数が合わないのです。
(多くは少なすぎる……)
同じテーマだったとしても、
2000字でも5000字でも20000字でも
80000字でも書けること。
これがプロのライターと、
趣味で書いている人の
一番の違いだと考えています。
もしプロのライターを
目指す人がいたら、
文字数にはこだわりましょう。
これだけの材料で○○字書けた。
これだけの時間で○○字書けた。
こんなことにこだわると、
プロのライターに
大きく近づくと考えています。
●●今日のポイント●●-----------------
文字数をコントロールできること。
これがプロのライターの条件。
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★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
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