最後まで書き抜いて
そこで投げ出してはいけません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0513 2023.2.6
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
おかげさまで、現在、
紙の書籍の出版案件を複数頂いています。
ということで今、次の著書のゲラ
(書籍の内容を確認するための校正紙)
の確認に追われて大変です。
原稿は自分で書いたとはいえ、
原稿を編集者にお送りしてから
数カ月経っているので、
読者目線で読むことができます。
そして、そのゲラを読んでいて、
「あぁー、良いこと書いているな」
と感心することが多いのです。
別に私が自信過剰とか、
ポジティブな性格とは、
そういうわけではありません。
逆に、ある人と話をした後には、
「あの時、間違えた事言ったなー」
と、自己嫌悪になっていることが
多いかったりもします。
むしろ私は、自分には自信のない
タイプだと思っています。
ちなみに、後から読むと感心しますが、
書く時は、そんなことはありません。
「この文章ダメだなー」
と思っていることがほとんどです。
ダメだから書くのを止めたいけど、
それを振り絞って書いている、
そんな感じなのです。
でも、後から読むと、
そこそこ良く書けているように
感じたりするわけです。
これは結局、文章を書くときは、
自分の書いたものがダメに見える
力が働いているということです。
だから私は、書いている時に、
少々ダメだと感じても、
とりあえず書き切るようにしています。
後から読み返してみると、
案外悪くなかった、ということが
とても多いのです。
これと同じようなことは、
私がブックライティングを学んだ
上阪徹 氏も話していました。
だから、私だけに限った、
現象でもないようです。
ということで、何か書いている時、
途中でダメだと感じても、
最後まで書き切ってみて下さい。
案外悪くないことも多いし、
最後まで書き切ると、
問題点が明確になることでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
文章がダメかどうかは後で判断する。
だから途中で止めずに、書き切ろう。
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