ダメ出しの悪魔
ちゃんと完成させましょう。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0518 2023.2.17
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
うえはらけいたさんという
コピーライターを経て、漫画家になった
異色の漫画家さんがいらっしゃいます。
その方が実に印象深い
投稿をされていたのです。
『ダメ出しの悪魔』
https://twitter.com/ueharakeita/status/1626344797408751616
この話はコピーライターの
CM案になります。
でも、これは全てのクリエイティブ
もちろんライティングにも
当てはまることだと思います。
書いている時には、
とてもつまらないものに思えてくる。
それで完成させることが
できなくなってくるわけです。
特に今は素晴らしい文章や本を
簡単に手に入れることができます。
だから理想ばかり大きくなって、
途中でダメ出しの悪魔に
作業を止められてしまいます。
結果、何も完成させることが
できなくなってしまうのです。
これを克服するために
必要なことは、
うえはらさんも描いているように
完成させる経験です。
付け加えるのであれば、
いざ完成させてみると、
作業の途中で見えていたものより、
面白く見えるものだと感じます。
そんな成功体験を積み重ねると
プロのクリエイターに
なれるものなのでしょう。
特に書籍を書く場合は
長丁場になりますから、
途中でつまらないものに思えて、
企画を変えたくなったり、
止めたくなるでしょう。
しかし、一回最後まで
書き切ってみて下さい。
多分、思ったより良い作品と
大きな充実感が得られるでしょう。
そのポジティブな感動を元に
次の本に向かっていくのです。
本は書いている時は
本当に辛いことが多いですが、
書き切ってみると
「良かったな、充実していた」と、
感情が書き換えられます。
そして、次の本を書きながら、
「しまった」と思ってしまう……。
でも、書き切った時の
満足感をしっているから、
その苦しみに耐えられるのです。
まず一冊書き切ってみましょう。
どれだけダメに思えても大丈夫です。
それは多分それほど悪くないし、
書き切った後には、
感動が得られることでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
始めた作品をしっかり完成させる。
それが次の作品へのパワーを生む。
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