誰が憧れてくれるだろうか?
生まれるテーマもあります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0528 2023.3.13
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
書籍の企画を考える時に、
「誰が自分に憧れてくれるか」
というアプローチがあります。
これは元々プロフィールの
作り方から派生したものです。
書籍のプロフィールは、
本の価値に関わる意味があります。
というのも、同じことを言っても、
重みが異なるからです。
例えばエンジニアである私が
「経営って人なのですよ」
と言っても、何の価値もありません。
だれが、経営をした事がない人の
経営論など聞きたいでしょうか?
一方、同じことを言っても、
ユニクロの柳井さんの言葉なら、
皆が耳を傾けるでしょう。
つまり、書籍というものは、
(講演やスピーチでも同じですが)
何を言うかに匹敵するくらい、
誰が言うかが大事なのです。
だからプロフィールでは、
自分の実績をしっかり主張して、
このテーマを語るに値する人間だと
示さないといけません。
ここまで読んできて、
「それじゃ私には何もない……」
と思うかもしれません。
しかし、そこでがっかりする
必要もないのです。
例えば、水泳がテーマだったら、
オリンピックに出場した選手より、
50才から水泳を始めて5キロの
減量に成功した人の話を聞きたい
という人も必ずいます。
確かにニッチにはなるでしょうが、
そんな読者を探すことが大事です。
この自分の読者を探すことが、
テーマにも結びつきます。
つまり自分を
さまざまな角度から見てみて、
憧れる人を探します。
そして、その人に語ることが
自分のテーマともいえるのです。
このようにテーマを決めると、
読者ターゲットが固まっているので、
執筆もブレることが少ないでしょう。
また、このプロセスは書籍だけでなく、
新規のスモールビジネスの開拓にも
使えると思います。
誰が自分に憧れてくれるだろうか?
これを探すことは、
自分の可能性を探る王道の
ひとつなのです。
●●今日のポイント●●-----------------
「誰があなたに憧れるか?」
この問いが自分のテーマにつながる。
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