目的が学力アップでない学習塾
新しい世界が広がるかもしれません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0540 2023.4.10
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
私はブックライターという
本が専門のライターをしています。
この仕事のお客さまは誰でしょう?
まず、自分が著者として、
本を書く場合は読者がお客様です。
出版社の紙の本の場合は、
多くの場合、それは編集者です。
そしてKindleプロデューサーとして、
本を作る場合は、お客は著者さんです。
著者として、本を書く場合は、
読者にとって価値ある情報を
いかにわかりやすく届けるか、
そこに集中するわけです。
編集者がお客さまの場合は、
本の質はもちろんですが、
進捗が気になるものだと思います。
だから、章ごとに原稿を渡したり、
不安を与えないようにします。
また、編集者は何と言っても
サラリーマンですので、
立場にも配慮が必要と思います。
著者さんがお客さまの場合は、
本作りのプロセスに
意味を持たせるように考えます。
例えば、取材にしても、
本の材料集めだけではなく、
それが著者さんの気づきに繋がり、
価値を感じて頂けるように
心掛けています。
「良い本を作る」
このこと自体は変わりませんが、
その先に目指すところが、
微妙に変わっていくのです。
そこをうまくつかむことが、
この時代に大事なところ
だと思うのですね。
例えば、企業研修にしても、
そのお客さまが人事部なのか、
実際の受講生なのかで、
違いが生まれます。
子どもの学力アップより、
母親のメンタルを上げることに
特化する学習塾はどうでしょうか。
「子どもなんて親が安定してたら、
勝手に自分のやりたい事見つけて
勝手に幸せになるんですよ。
だからお母さんに集中します」
とかいう塾があったら、
一定数興味を持つ人もいそうです。
ただ、多くのお母さんは
子どもが勉強できて欲しいですよね。
実はそれほどやることは
変わらないのかもしれません。
あるお客さまに特化して、
満足度を高めることを考えてみる。
それで新しい価値を生み出すことが
できるかもしれませんね。
●●今日のポイント●●-----------------
だれを幸せにするのか?
そこから新しい商売が生まれるかも。
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★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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