本の取材で気をつけること
やっぱり、コレですね。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0577 2023.7.5
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
私はブックライターとして
活動しています。
そして、このブックライターには
書くこと以外に重要な
要素があるのですね。
それは、インタビューです。
著者の本を書くわけですから、
その方からコンテンツを
引き出す必要があります。
そのため、インタビューが
とても重要なのです。
聞いていないことは、
絶対に書けませんから。
また、私はライター講座の
講師としても活動しているので、
インタビューを教える
機会が多くなっています。
その中で特に感じるのが、
インタビューの中で、
本のテーマの話をして
中身の話をしない人が多い
ということです。
例えば、女性のキャリアの本
を作っているとして。
子育ての後、45才から
プログラミングを始めて
成功した人がいるんですよ。
そんな話をして、
30代の子育て女性に
勇気を与えられたら良いですね
みたいな話をするわけです。
ああ、そういうの良いねー
みたいなことです。
しかし、インタビューで
話すのはそこではないのです。
こんな話がでたら、
その45才から成功した人は
いつ結婚していつ子育てしたのか。
学び始める前は何を考えていて
どんな状況にあったのか?
そんな話をしないと
いけないのですね。
ぼんやりしたテーマの話を
いくら続けたとしても、
中身の話にはなりません。
しかし、テーマの話をして、
本のインタビューをしている
気になっている人が多いのです。
これは例えるなら、
計画と実行ですね。
例えば受験勉強する時に、
参考書マニアのように
なった方はいないでしょうか?
私がまさにそうなのですが、
何の参考書が良いとか
どこの予備校の授業が良いとか、
そんな話ばかりしてたのです。
結局、肝心の勉強はあまりせずに
勉強した気になっている、
そんな状態になったのです。
インタビューも同じですね。
「どんな本を作りたいか」
という話は、
本を作るためのインタビューには
なり得ないのです。
中身を聞くことに集中しましょう。
●●今日のポイント●●-----------------
インタビューでは本のテーマでなく、
しっかり中身の話をする。
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