しゃべるか? 書くか?
大丈夫、どちらかの才能はあるはず。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0592 2023.8.9
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
ある私が尊敬する出版関係者の方が
こんなことを言っていました。
「優秀な編集者は口での
コミュニケーションが得意ではない。
口でうまく表現できないから、
文章で表現するパワーがでてくる」
話の上手な優秀な編集者もいるので、
これは絶対ではないかもしれません。
しかし、一つの真実を
言っている気がするのです。
私の今までの経験からも、
あまりペラペラとしゃべる編集者は
少ないように思えます。
口は少ないのですが、
その一言一言がやたら重い、
そんな人が多いように感じます。
口頭のコミュニケーション、
文書でのコミュニケーション、
これには結構違いがあります。
口頭のコミュニケーションは
・相手の様子が目で見える
・即座の対応が必要
・言ったことは元に戻せない
・聞き手が詳細に検証しづらい
という特徴があります。
一方、文書のコミュニケーションは
・相手の反応はわからない
・考える時間はたくさんある
・あとでチェックして消せる
・読み手が詳細に検証できる
という特徴がありますね。
これは排反する能力のように思えます。
だから自分がどちらが得意なのかを
把握することは大事です。
ちなみに私は典型的な
文章のタイプですね。
空気を読むのが得意でないため、
失言が多いのです。
「あっ、言ってしまった」
みたいなことが多いです。
また、話があちこちに飛ぶので、
口頭だと論理が繋がらない
こともあります。
これは究極的には
両立しないものだと思っています。
つまり、両方できているように
思える人もいますが、
どちらが好きかはあるはずです。
また、どちらもダメに思えても、
裏返しの関係なので、
短所が長所に結びつくのです。
人にはどちらかの才能は、
必ずあると思うのです。
自分が口頭でのコミュニケーションを
得意としているのか?
それとも、、文章での
コミュニケーションが得意なのか?
それを意識すると、
自分の理解に繋がると思います。
●●今日のポイント●●-----------------
口頭が得意なのか、文章が得意か?
自分のタイプを知ることが大事。
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