自動化のワナ
AIの時代にもそんなことがあります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0625 2023.10.27
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
先日、幹線道路の交差点で、
交通量の調査をしている人がいました。
昔ながらに、人が椅子に座って、
ボタンを押すとカウンターが増える
アナログな装置を使って
車や人の数を数えています。
これを見て思ったのが……。
この仕事を人間がしているようでは、
AIに仕事を奪われる時代なんて
まだまだ先なのかな、ということです。
こんなのそれこそ信号にカメラをつけて、
自動的に計測すれば良いと思います。
すると、データが積み上がりますし
道路状況に合わせて、
信号の動作を変化させるなどの
制御も可能になってくるはずです。
なぜそうしないのか
不思議に思っていました。
しかし、何でも自動化すれば良い
というものでもないのですね。
イーロン・マスクの自伝の中で、
書かれていた、
「何でも自動化すれば
良いわけではない」
という部分が頭に浮かびました。
マスクはテスラの工場のラインの
効率化策を考えていた時に、
まずはとにかく作業を
自動化してみたようです。
しかしながら、それでは逆に
生産性が落ちることが
あったといいます。
ちょっとトラブルが起こると
調整に時間がかかるし、
機械にさせる方が難しいことも
意外に存在しているのです。
ねじを締めるとか、
ボルトをつけるという
単純な作業であっても、
人間の方が良いこともあるのです。
そこをしっかり見極めよう
というわけですね。
単に、感情的なことだから
こちらは人間の領域、
単純(に見える)ことは機械の領域、
というわけではありません。
単発2時間の作業をする時に
8時間かけて自動化するのは
割には合いません。
逆に、AIチャットに励まされて
意外に嬉しいと感じる、
ということもあるのです。
ですから、AIと人間の
仕事のすみ分けは、
ステレオタイプではなく
真剣に検証した方が良いですね。
●●今日のポイント●●-----------------
何でも自動化すれば良いのではない。
AIにも意外に苦手なことがある。
--------------------------------------
P.S
ちなみに調べてみると、
交通量調査はAIでの調査を
始めているところもあるようです。
だから、本当に交通量調査が
これからも人手なのかどうかは
わかりません。
でもAIの世の中といいながら、
この仕事が残っているのも、
何かの意味があるのでしょう。
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