雰囲気に飲まれてしまえ!
それがなぜダメなのでしょう。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0645 2023.12.11
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
本日、あるご縁でラジオに
ゲストとして出演しました。
私は書き言葉としてのプロですが、
話は繊細さが要求されますね……。
本当にプロの方はすごいと思います。
というのも、書く場合は、
自分の目でレビューができます。
あっ、この表現はまずい、とか、
固有名詞を忘れても調べられます。
しかしながら、ライブで話す場合は
失言をしてしまったら、
飲み込むことはできません。
固有名詞を忘れてしまうと、
「あっ、うっ」という
とても残念なことになってしまいます。
特に頭が暴走しやすい私は、
ライブで話すのは恐ろしいものです。
失言しないか、頭が真っ白にならないか、
とても恐ろしいわけです。
しかしながら、話からしか
でてこないメリットもあります。
予測がつかないというか、
最初に思ってもいなかったことが、
口から飛び出すことがあるのです。
感覚的には、
少し滑ったことをしゃべってしまい、
そこから回復させようとする。
その過程で、最初は考えていない
方向に話が進むことがあります。
あと、大事なことは雰囲気ですね。
文章は読むためですが、
話は聞くためにあります。
だから、言葉として
意味を深めるだけではなく、
笑いや仕草など、その時の雰囲気を
コントロールすることが大事です。
「雰囲気に飲まれる」というと
悪いイメージになりますが、
雰囲気と自分の考えが混ざって
思わぬところに行く効果もあるのです。
逆に話をする場合には、
完璧な台本を作って
それを読むことは避けましょう。
これは自分のペースを守るだけで、
雰囲気が混ざる余地がないため、
話ならではの効果が出にくいのです。
やっぱり、話は話ならではの、
面白さを味わいましょう。
私は書き言葉が専門なので、
話す方は慣れていませんが、
たまに話をしてみると、自分を
再発見するのに良いと感じます。
一方で、普段、話すことに
慣れている人だったら、
書きにチャレンジしてみて下さい。
やっぱり新しい発見が
あると思います。
●●今日のポイント●●-----------------
周りの雰囲気に飲まれること。
それがライブで話す時の面白さ。
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