「非常に」は不要です
見たことがありません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0647 2023.12.15
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
文章を書く時に、元の文章があって、
それをリファインするような
こともあります。
この場合、私が多くの場合
最初にやることがあります。
それは「置換」です。
まあ、置換といっても単語を
置き換えるのではなく、
空白との置換、
つまり消去をするのです。
その際に、最初にターゲットに
なるのが「非常に」なのです。
この「非常に」という日本語、
本当に必要なのでしょうか。
私が文章をリファインする時、
「非常に」をすべて消します。
一応、チェックはするのですが、
「この「非常に」は必要だ」
と判断したことが一度もありません。
「非常に」は典型的なものですが、
強意の副詞は多くの場合
(いや全部かもしれない)
必要ありません。
無くても意味は通じます。
というより、無いほうが
はるかに楽に伝わります。
というのも、短い方が
頭の中で文章を消化するのが
楽になるからです。
といいながら、この前の分で
「はるかに」という
強意の副詞を使って
しまっていますね……。
とはいいながらも、
この「はるかに」は
悪くないんですよね。
何と言ったら良いのか、
文章のリズムを
良くしてくれる気がします。
しかし、「非常に」は
存在すると文章の流れを
悪くしている気がします。
・その問題は非常に難しい
・その問題はとても難しい
・その問題はかなり難しい
これらの文を比べても
「非常に」のわずらわしさは
他を上回っていると感じます。
「じ」という濁音が入って
いるからですかね。
それとも字面に何か問題が
あるのかもしれません。
この感覚、理解して
いただけるでしょうか?
結論としては、とにかく私は
「非常に」という言葉が嫌いだ
ということなのですね。
ですからこのメルマガは
私が書く文章のなかで
最も「非常に」が多いものに
なることでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
「非常に」は無い方が伝わりやすい。
いったん、削除してみよう。
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