人をサポートする仕事の残酷な現実
これの大部分を決めるのはこれです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0690 2024.3.30
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
大谷翔平さんの通訳であった
水原一平さんの問題が
メディアを賑わせています。
まあ、いろいろ闇の深い
問題だとは思いますが、
今日の話はその問題ではありません。
今日はサポートの価値の問題です。
水原氏の年収は30~50万ドル
だったと言われています。
これは日本円に直すと
5000万円程度の年収になりますから
かなりの額です。
そして、他の通訳に言わせると
これは通訳の報酬としては
桁違いの額だったようです。
なぜ、これほど水原氏の
報酬が高かったのか?
それは簡単な問いです。
それは大谷翔平の稼ぎが
桁違いだからです。
大谷翔平の年収は日本円で
100億円程度ですが、
それだけの稼ぎがあるからこそ
サポートの通訳が
これほど稼ぐことができるのです。
これがサポートする人の年収が
10億、1億、と下がっていくと、
どんどん通訳の年収も下がることが
わかるでしょう。
サポート役の金銭的価値は
サポートする人の稼ぎによって
決まります。
これは当たり前のようで、
なかなか語られにくい真実です。
というのも、スポーツ選手とか
芸能人だったらこの話も
理解しやすいかもしれません。
しかし、この話はそれに
留まらないのですね。
例えば「専業主婦(夫)」は
パートナーをサポートする仕事です。
この仕事の金銭的価値は
相手の稼ぎによって決まります。
専業主婦の労働価値は○○円
という話がでてきますが、
実際のところこれは、
パートナーの稼ぎの○○%と
言われるべきなのです。
残酷な事実ではありますが、
全く同じ労働であっても、
年収300万円の会社員をサポートするか
年収3億円の起業家をサポートするでは
金銭的な価値が100倍変わるのです。
他にも弁護士とか保育とか
人をサポートする仕事は
何でも同じ事です。
何をするかではなくて
誰をサポートするかで
経済的価値の大半が
決まってしまうのです。
この事実は
「世の中は不平等だ!」と
叫べば良いものではありません。
資本主義の世の中においては
受け入れた上で、
いかに恵まれない人に対しても
サポートができるかを
考えるべきなのでしょう。
だから税金の累進課税ような
システムがあるわけですね。
貧しい人を救いたければ、
富める人から生み出すお金を
貧しい人に流す仕組みが
重要なのでしょう。
●●今日のポイント●●-----------------
サポート職の経済的価値は
相手の稼ぎによって決まる。
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