グレーに人間の価値がある
価値を出すためには……。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0699 2024.4.15
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
AIで仕事が無くなる、という記事を
色々なところでみかけます。
その中には単純労働者の他に、
専門職が結構混ざっています。
例えば、公認会計士や税理士、
司法書士や弁護士などが士業ですね。
このようなエリート層と思える人が
職を奪われるのはなぜでしょうか?
それは単に「知識」の有無には
価値が無くなってきている
ということです。
例えば、弁護士が裁判所に提出する
文書などがあります。
AIやネットが発達する以前は
これを素人が作るのは
とても困難だったでしょう。
なぜなら情報がないからです。
どうすれば良いかわからないのです。
しかしながら、弁護士は
そのやり方を知っていますから、
5分位で文書を作って、
それで○○万円、ということも
あっただろうと思います。
やること自体は大した事ないけれど
知っているか知らないかで
差が出てしまうことです。
AIやネットはその知識の価値を
低くしてしまいます。
AIに聞けば、専門的であっても
文面はすぐに出てきます。
書き込む内容が簡単であれば、
それで書類は作れるのです。
こういう仕事を主にしている士業は
かなり厳しいでしょうね……。
言い方を変えると白黒つくものは
士業がやる価値はありません。
○○を書けば良い、ものは
AIやネットに仕事を奪われるのです。
一方で、白黒がつかない
グレーの領域には人間の
力が必要となります。
例えば確定申告をするにも、
全てが白黒ついて、計算するだけなら、
それは人間は必要ありません。
しかしながら、そうでないグレーな
部分があるから、税理士のような
専門性が活かされるのです。
白黒がハッキリした事しか
相手にできない人が
AIに仕事を奪われてしまうのだと
考えています。
●●今日のポイント●●-----------------
現代は白黒つくことに価値はない。
グレーをどう扱うかが人間の仕事。
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