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エンジニアライターの「書いて人生を変える」メルマガ

本は○○を含んでいる

2024年05月18日

本は扉を開けて中に入るものです。
その意図することは……。

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 エンジニアライターの
 「書いて人生を変える」メルマガ

 Vol.0713 2024.5.17

 発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


今、出版をお手伝いしている
著者さんの本の作成が
佳境を迎えています。

先ほどはペーパーバック、
つまり紙の本を作成していて
中扉というものを
作っていました。

中扉は2章とか3章とか、
章の始めにあるページです。

この中扉というもの、
「扉」というだけあって、
必ず中扉のページをめくって
章の中身に入るようにできています。

これは表紙も同じです。
書籍は表紙を「開けて」
中身に入るようになっています。


当たり前のことなのですが、
これにはちょっとした意味があります。

何かを開けて見つけるもの、
それはどういうものでしょうか?

つまり隠されているもの、なのです。

そして、隠されているということは
どういうことでしょうか?

つまり、何か貴重なもの、
本に入るのは情報ですから、
「秘密」が隠されている
ということになります。

本作りにおいては、
この「秘密」を意識して
演出することが大事になります。


例えば、大ヒットしたMEGUMIさんの
『キレイはこれでつくれます』が、
良い例だと思います。
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この表情、何か微妙ですよね。

少なくとも、雑誌の表紙などには
絶対使われない表情でしょう。

この表情の意味するところは
「私は秘密のテクニックを使って
 ひとりでキレイになっていますよ」
ということなのです。

そして、読者はその表情から
何かの「秘密」があることを感じ、
本を手に取ってしまうわけです。

本の大事な要素の一つは「秘密」です。

それを演出するようにすると、
人の手に取られやすくなるでしょう。


●●今日のポイント●●-----------------
本には「秘密」が含まれている。
その秘密を演出することが大事。
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