フォーマットをそろえること
ちゃんとした意味があります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0880 2025.6.18
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
わかりやすく伝える時に、
要素としては色々あると思います。
私の頭の中の20%くらいは、
いつも数学や理科をわかりやすく
伝えるには、を考えています。
今回はその中の一つを
紹介したいと思います。
それは
「フォーマットをそろえる」
ことです。
この型にはいろいろな
パターンが存在します。
共通するのは読者が内容を
「予想しやすい」ことです。
代表的なものは
明日香出版社の
「○○」と「○○」の習慣
のシリーズですかね。
例えば下の本では、
「稼げる営業」と「ダメ営業」
を比べています。
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つまり、あることを伝える時に
「ダメ営業」はこうですよ、
「稼げる営業」はこうですよ、
が並んでいるのです。
こうすると、本の全てが
このリズムで統一されます。
これが読んでいる方にとっては
心地よいのですね。
次のパターンがわかるので、
スムーズに頭に入ってくるのです。
他のパターンとしては、
『20代にしておきたい17のこと』
などもこれにあたります。
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これも書いていることは、
「20代にしたいこと」なんだな、
と読者がストレスなく読めるのです。
このようにベストセラーには、
ある型を持ったものが多いです。
そして、その本質は、
読者を楽にすることにあります。
ですから、古臭く感じても
こういう昔ならではの
フォーマットは有効なのですね。
もう一つ大事なことは
これと逆のことをやらないことです。
つまり、つながりを複雑に
しないことです。
よく、読者に宝さがしをして欲しい、
謎解きを楽しいで欲しい、
とあえて構造を複雑にする人がいます。
もちろん謎解きそのものを楽しむ
ミステリー小説なら
それでも良いのかもしれません。
しかし、実用書やビジネス書など
何かを伝える本の場合は、
それは逆効果になることがほとんどです。
なるべく、フォーマットは
慣れ親しんだものにした方が
良いのです。
●●今日のポイント●●-----------------
わかりやすさのため、
読者が慣れたフォーマットを使う
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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