ブックライターがどうしても著者には勝てないこと
ここはどうしても著者にはかないません。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0932 2025.10.10
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
ブックライターは本を書くプロです。
著者さんの代わりに本を書き、
基本的には本人が書いたよりも
良いものができます。
というのも、長い文章を書くために
特別なスキルが必要だからです。
特別なスキルといっても、
そんなに難しいものではありません。
数か月基本を学んで、
数冊の本を書けば身に着くもの
だとあると思います。
とはいえ、本を書くために、
著者さんがそれほどの時間と労力を
割くことは難しいでしょう。
ですから、ブックライターという職が
成立しているわけです。
ただ、ブックライターに任せると
不安に思う著者さんもいます。
多くはうまく自分を表現する
ことができるかの不安です。
つまり、人に任せることにより、
自分のキャラが出なくなるのでは、
と心配しているのです。
特に、自分の文体や言い回しが変わる
ことを心配する人が多いです。
しかし、実は文体はそれほど
問題ではありません。
確かにブックライターが書くと、
文体そのものは標準的なものに
なることが多いです。
しかしそれでも、著者の独自性は
その内容や言葉遣いに
はっきり表れるものなのです。
ただ、それでもブックライターが
著者本人には及ばないことがあります。
それは「読者」との関係性です。
例えば、ある本のターゲット読者が
著者のクライアントだったとして、
著者と読者との関係性を
表すことが難しいのです。
クライアントを支援する方法は
人それぞれです。
友達のように応援する人もいれば、
厳しく人を鼓舞する人もいる。
もしくは、離れて見守る人もいます。
その関係性が伝わり難いのです。
ライターはその関係性を
エピソードを通して伝えます。
しかし地の文では、どうしても
それが伝わりにくくなります。
ブックライターに本をお願いする時、
この点は気をつけておいた方が
良いかもしれません。
特に人を勇気づける本を
書きたい人には注意が必要です。
●●今日のポイント●●-----------------
ブックライターに執筆を任せると
読者との関係性は表現しずらい。
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