真剣に向かい合うとわかるようになる
50冊で浮かび上がってきました。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0938 2025.10.22
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
最近、『数理モデル大百科事典』
という本に取り組んでいる話を
多くしてきたと思います。
実は、他にも数学関連で
進めている著書があります。
こちらは新しいコンセプトの本なので、
自費で出版することになります。
近日中に内容を紹介できる
ようになるでしょう。
そして、現在、その本の表紙に
取り組んでいます。
本格的に本づくりに関わるようになり、
5年ほどが経ちます。
その初期では、文章は書けたとしても
表紙のデザインのことは
何もわかりませんでした。
そもそも、私は美的なセンスもなく、
絵も下手です。
だからデザインなんて
わかるわけがないと思っていました。
しかし、様々な本に接していると、
そんな私でも何かがわかってきます。
フォントや色の使い方、
どこに何を配置するか、
どんなイラストがしっくりくるか。
やはり理論のようなものは
確かに存在しているのです。
それは文字や数字のように
形にはなりづらいですが、
確かに私の意識の奥にあります。
でも、考えてみると、
私は昔から本に触れていました。
5年前までに読んだ本は、
2000冊ほどにはなっていたはずです。
つまり、それだけの表紙を
見ていたわけです。
でも、その2000冊では、
表紙を見る力は
身につきませんでした。
それは本に対して、
読者として接するのか
それとも著者やプロデューサとして
接するのか――その違いなのです。
本においては読者はお客様です。
それに対して著者やプロデューサーは
作り手ですから、真剣さが違います。
そうして向かい合った本は
50冊を超えるくらいですが、
2000冊よりその50冊の方が
はるかに濃かったわけです。
何かを身につけるのに必要なこと。
それは量だけではありません。
対象に対してどれだけ真剣になるか。
その立場も重要になるのです。
●●今日のポイント●●-----------------
何かを身につけるためには、
お客ではなく、作り手として関わる。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
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