現役エンジニアのライター、エンジニアライターのメルマガです。 私は「書く」ことによって、人生を変えてきました。 メモ、ブログ、本、SNS……。 「書く」ことには、人生を変えるパワーがあります。 「読む」ことや「書く」ことが好きな人にお勧めのメルマガです。

誰に従えばいいのかわからない。
そんな時は〇〇〇を決めることです。

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　Vol.0961 2025.12.19

　発行者：蔵本貴文（くらもとたかふみ）
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


プロデューサーとして仕事をする時、
基本的には私とクライアントさん
だけになります。

これはとてもシンプルです。
私がクライアントさんの希望を聞き
その希望に向けて仕事をします。


ただ、出版に関わっていると、
ときどき関係者が多い案件を
担当することがあります。

例えば、著者さんが会社の社長で、
社長以外にも関係者がいる。
さらに出版社の編集者がいて
その上司がいて、出版コンサルがいて……。

こんな案件は基本的には
避けた方が良いです。

なぜなら、各人の思惑があるので、
なかなか意見がまとまらなかったり、
途中で怒り出す人がいたりと、
トラブルが起きやすいのです。


しかし、そういう案件を
担当することもあります。

そんな時、私は自分のお客様を
定めることにしています。

関係者の中で一番重要な人を
決めるのです。

そして、基本的にそれは、
お金を払ってくれる人です。


もちろんお客様を決めたからといって、
その人が言うことをなんでも聞く
というわけではありません。

こちらもしっかり意見はします。

しかし、その意見というのは、
お客様の希望を実現するために
言うわけです。


ですから、同じような
出版のプロジェクトでも、
私にお金を払っている人が
著者なのか、出版社なのかにより、
意識を変えます。

著者がお客様であれば、
出版の目的をしっかり確認し、
その目的を果たそうとします。

出版社がお客様であれば、
その担当者が望む本を作ろうとします。


もちろん、自分のお客様以外を
ないがしろにするわけではありません。

しかし意見がぶつかった時に、
「この人の言うことを聞く」人を
決めておくと意思決定がスムーズです。


これはサラリーマンの仕事にも使えます。
「部長と課長の言っていることが違う」

会社員であればこのようなことは
良く起きることでしょう。

しかしそんな時に、
「私は課長のために働く」と
決めておけば意思決定が単純になり、
ストレスを受けにくくなります。

人間関係の複雑なプロジェクトでは、
自分のお客様が誰かを
決めておくことがお勧めです。



●●今日のポイント●●-----------------
関係者が多い時には「お客様を決める」
すると意思決定がシンプルになる。
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