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─ No.219 ─

マーケティングコンサルタントの江原です。

先日、オンラインZOOMで金曜朝活読書会を行いました。

課題図書はベストセラーなった「ニュータイプの時代」山口周著です。

この読書会は前半で、参加者はZOOMの画面をオフにして、それぞれ本の好きな部分を読みます。

後半で、参加者は順番に読んだ部分と意見を発表します。

そして、全員で感想や意見をシェアしていきます。

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その中で、第４章の「能力は意味によって大きく変わる」部分を読まれた方がいます。

その方が話しくれたエピソードがなるほどでした。

お話では、1995年の阪神淡路大震災の時、全国からたくさんの医療関係者がボランティアのために集まったそうです。

しかし、現場は大混乱。

ボランティア本部から的確な指示がだせなかったため、せっかく集まってくれた医療関係者から

「何のために集まったのか分からない」

という不満が続出しました。

そこで、本部の人は

「みなさまがここに来て、いてくれるだけで安心しています。大いに助かっています。」

とスピーチをしたそうです。

このスピーチで集まった医療関係者の人はボランティアで集まった意味を見出しました。

災害現場に集まることに大いに意味があるということです。

彼らのモチベーションはあがり、医療関係者は自らの判断で動くようになり、結果としてボランティア活動が進んだとのことでした。

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「ニュータイプの時代」の第４章では、

「現代の社会では、ヒト・モノ・カネのうち最も貴重な資源がヒトのモチベーションとなっている」

ことを著者の山口周さんは述べています。

イギリスのガーディアン紙の1980年〜2000年に生まれた人への調査によると、

高い給料をもらうよりも人のためになる仕事をしたい＝44%

勤務先が社会に貢献していると働く意欲が増す＝36%

という結果だったそうです。

現代人は、「人のため」「社会への貢献」を働く意味として重視しています。

なにごとも便利になって時間を有効に使えるようになった分、「人のため」「社会への貢献」の重要さがますます増してるということです。

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最近は、企業のSDGsへの取り組みが評価される時代だそうです。

「この企業はSDGsへどのように取り組んでいるか？」

がチェックされ、物を買うにも、取り組んでいる企業から購入したいという人が増えています。

製品の品質や値段も重要ですが、それを生産して売っている企業が、人や社会に貢献しているかも重要なのです。

そこに意味があるのです。

余談ですが、私の知人はSDGsへの取り組みをコンサルティングする仕事を始めたそうです。

さすがですね。

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自分は３年前にサラリーマンを辞めて、フリーランスになりました。

いままで勤めていた会社がやってくれていた営業活動や、社会保険、決算などの仕事を自分でやるしかなく、忙しい毎日を過ごしています。

しかし、その一方でどんな仕事をするかの自由度は増して、それなりに「意味を見出しせる」状態になっています。

本当に「人のため」「社会への貢献」しているかは自信のないところですが、このメルマガもその一環で、楽しく書かせていただいております。

改めて、意味のある仕事をさせていただいていると、このメルマガの読者や、仕事で関わる方々に感謝する次第です。

ありがとうございます！

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次回の金曜朝活読書会は1/27（金）6:00〜7:00（無料）です。

どなたでも参加できます。

「ニュータイプの時代」山口周著を読んでおり、毎週、貴重な勉強をさせていただいております。

ご興味のある方、ぜひご参加ください。

ご案内・お申し込み
↓
https://bookreading.hp.peraichi.com