10年以上の豊富なキャリアコンサルタント実績。国家資格キャリアコンサルタント実技試験対策実施。高い資格合格率で満足感と信頼感に定評あり。現場のキャリア支援仕事やキャリコンとしての実力が身につくためにすることを余すことなくシェアします。

「感性を磨く」ためにどうすればいいか？
それもキャリコンに必要な力です。本を読むとか芸術作品鑑賞ではなく。
そこを一緒におさえていきましょう。


まず、
なぜ、感性を磨くことが必要なのでしょうか？

私たちキャリアコンサルタントは、
「情報提供」「教示」「アドバイス」「助言」も必要です。

しかし、 実際には、カウンセリンングができなければこれらのことはできないのです。

ここは前提として大丈夫だと思いますが
いかがでしょう。


しっかりとカウンセリングすることで、クライエントの課題、問題、ゴールは何かということが把握できますよね。


しかし、もしもあなたが、ビジネスマンとして長い間「ロジカルシンキング」
「ソリューションフォーカス」ということを叩きこまれてきているなら


短時間で「課題」「ニーズ」をつかみ
問題解決につなげるという思考パターンを強く
持っています。


それは、それで素晴らしいスキルです。


でも、この時
クライエントの気持ちを聴かずに
ただ問題把握をしようとしても
間違った問題解決につながってしまうことが多いのです。


クライエントがその問題をどう見ているのか。
どんな気持ちで見ているのか。


そこに気づくことが出来なければ
クライエントの気持ちは置き去りになったまま
別の角度から問題解決へと向かうことになります。


また、初心者のうちはクライエントの問題解決をしようとする時

辞めるか、残るか
受けるか、断るか


という二者択一として捉えがちです。
しかし、第3、第4の選択肢があることもあれば


「問題」はそこにあるまま
「状況」は何も変わらずとも
そこに対するクライエントの見方、意味づけが変われば問題は解消してしまうこともあります。


二者択一という視点で見ている時点で
木を見て森を見ず状態になっていると思っていいでしょう。


そんな時もやはり、
クライエントがその状態をどう見ているのか
気持ちを聴くことが大切ですね。


初心者の皆さんは「その時のお気持ちは？」と質問をしがちです。
それの方法はまた別のメルマガで。


そう、まず、
「クライエントの気持ち」を想像してみる
ということも大切になってくるわけです。


「こんな気持ちなのかな？」
「こう見えているのかな？


と、想像することも仮説を立てることに
つながります。


それにはやっぱり
感性とか感受性が大事だと私は思っています。


いよいよ今日のテーマですね。


その勉強方法というと「良質な小説を沢山読む」 「芸術作品に触れる」など言われたものでした。



それも大事なことでしょう。
しかし、単に綺麗なものを観たり、聴いたり、食べたりだけでは何も変わりません。


そこに「自分事」としてみること
工夫してみることが大事だと思います。



大切なので繰り返します。

「自分事」としてみることです。

優秀な方ほど、何かいいものを見たり、聞いたりすると「どうやって真似しようか？取り入れようか？」と現実に落とし込むんですよね。


要するに
常に問題意識と向上心を持っているので


「これだ！」
というものを見たり、聴いたりすると
すぐに「自分事」としてどうやったらこれを応用できるか
どうやって落とし込むか
すぐに研究するんですよね。


たとえば
レストランでとても綺麗な盛り付けの
お料理が出てきた時


「スーパーで買える材料で、これをどうやって真似しようか」
と自分事に置き換えて考えてみる。


とても素敵なファッションやインテリアを見た時に「何か真似できないだろうか」
と観察してみる。


そんなことの積み重ねが
「センス」に繋がっていくのだと思います。


今あるものから
真似できないか、やれることはないかと検討してすぐに実行するんですね。


キャリコンに必要なセンスを磨く場とは
日常の対人関係、コミュニケーションが
すべてあなたの感性を磨き高め続ける場です。



このセンスは私の体験から確信していますが、
生まれつき備わっているわけではなく「経験」「観察」「工夫」「練習」などによって磨かれていくものだと思います。



出会ったぐっと心動かされた言葉、振る舞い
それは、どうしてだろう？ どこからそう
感じるのだろう？ 内省、
そして、自分だったらどう取り入れていく？
その繰り返し。



観察して、工夫して、練習して
磨くことですね＾＾。


私もぜんぜんまだまだです。
だからこうやって
色々感じたことを書くようにしているのですよ＾＾。


長い道のりですが、コツコツと！
お互い、ご自愛していきましょうね、
心より幸せを願って。

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