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産業カウンセラー試験対策
中山アカデミー教材購入者専用 通信
2025.06.01
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○○さん

中山です。

今回は、
第13章「パーソナリティ心理学と心理アセスメント」
からの出題でした。

しっかり、復習してくださいね。


それでは本日の解答解説です。


1．パーソナリティ理論は「類型論」「特性論」の2つに大きく
分けられる。


1. ×
パーソナリティ理論は「類型論」「特性論」「力動論」の3つに
大きく分けられる。
P281


2．特性論とは、性格特徴の基本的な要素（成分、パラメーター）を
想定し、それぞれの要素を個人がどのくらいの比率で併せもっているかで、
個人の性格を記述するものである。


2．○
P284


3．クレッチマーの類型論では、外向－内向、思考・感情・感覚・直観
という4つの心的機能を考え、人によってこのいずれかの機能が優位に
発達・文化するとした。

3．×
本説明はクレッチマーではなく、ユングの類型論である。
P282-P283


4．マックレーとコスタは、神経症的傾向・外向性・経験への開放性・
調和性・誠実性の5つの要因（ビッグファイブ）を提唱した。


4．○
P285


5．力動論はパーソナリティを異なった「部分」に分けて、その部分
同士の関連、すなわちそれらのどの部分が強いか弱いか、あるいは
それらがどのように作用しあっているかを見ることでパーソナリティを
理解し記述するものである。

5．○
P286


6．フロイトの理論では、ライフサイクルの総合性という観点で見る。
1人の人間の発達課題は重要な他者の発達課題と関連しながら展開していく。

6．×
フロイトではなくエリクソン。
P290


7．ボウルビィは特定の他者や対象との情緒的結びつきのことをエディ・
コンプレックスと呼んだ。

7．×
エディ・コンプレックスではなく、愛着。
P291


8．ライフサイクル論を展開したエリック・エリクソンは青年期を
大人の世界に参入し責任を果たすことを未だ免除されているという
意味で「モラトリアム」の時期であるとした。

8．○
P296


9．日本政府や行政機関の定義では概ね34歳まどを若者とし、子ども
・若者育成支援推進法では対象は39歳までとなっている。

9．○
P296


10．チャムシップとは、幼児期に見られる、同性の友人との親密で
排他的な関係である。

10．×
幼児期ではなく、前思春期。
P297


11．エリクソンのライフサイクル論において、中年期の発達課題は、世代
継承性とされている。

11．○
P299


12．キャッテルらは、人間の発達課題とは多様であり多領域にわたり
一概に直線的な発達を想定できないこと、どの年齢での発達も他に比べ
特別な地位をもつ訳ではないことを示した。

12．×
キャッテルではなく、パステルら。
P302


13．心理検査の信頼性とは測りたいものを測っていることである。

13．×
本説明は妥当性の説明である。
P316


14．心理検査は質問紙法、作業検査法、投影法（描画法）、
知能検査・発達検査がある。

14．○
P319-P320


15．クライエントを多面的にみることができるので、できるだけ
多くの心理検査を実施することが望ましい。


15．×
できるだけ多くの心理検査を実施するのではなく、必要なものを、
クライエントに十分に説明した上で実施することが望ましい。
P319


16．YGはギルフォードが考案した性格検査を参考に矢田部達郎が
作成した質問紙法である。6因子12尺度によって性格特性を明らかにする。

16．○
P321


17．SDSは交流分析に基づいてデュセイが考案した。5つの自我状態を
量的に表現することで性格特徴を把握し、自己理解に役立つ。

17．×
SDSではなくエゴグラム。
P322


18．ローゼンツヴァイクが考案したTATはカードに描かれた絵画
から空想して物語を作ってもらい、結果を分析する。

18．×
ローゼンツヴァイクではなく、マレー。
P324


19．CAARSはコナーズが開発した注意欠如・多動性障害（ADHD）の
症状重症度を把握するための評価尺度である。

19．○
P325


20．内田クレペリン精神作業検査は、簡単な一桁の足し算を連続して
行い、対人不安傾向を測定している。


20．×
対人不安傾向ではなく、作業結果を分析してパーソナリティを査定する。



今回の出題は、第13章から出題しました。


本日と同じ出題範囲は、試験問題集（新しい問題集）では
問題53の371から問題58の402までが範囲となります。


今回の20問を復習すると共に、上記の試験問題集の範囲にも
取り組んでみてください。


お疲れ様でした！
良い一日をお過ごしください！


また、今夜20時にお会いしましょう。


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