【編集者が「命の次」に大切にしているもの】
こんにちは!
出版マイスター
越智秀樹です。
去る日曜日の22:30。
17年連れ添った
愛犬セラが天国に旅立ちました。
ペットロスで悲しむ人の話を聞いても
「自分はそこまでならないだろう」
と高を括っていました。
何事も当事者になってみないと
わからないことってありますよね。
――――――――――――
さて、このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
――――――――――――
「将を射んと欲すればまず馬を射よ」
このことわざを
著者向けに言い換えると、
次のようになります。
「出版しようとするなら、
まず編集者を射よ」
ということで、
今月は「編集者」について
お届けしていきますね。
・・・・・
早速ですが、
ビジネス書の編集者にとって、
「命の次」に大切なものは何でしょうか?
そう、
「企画」です。
すべてのビジネス書は
「企画」から始まります。
編集者は社内で企画を通してはじめて、
本づくりに取り組めます。
裏を返せば、
どんなに素晴らしいコンテンツでも
企画が通らなければ本にはできません。
つまり、編集者にとって
「企画」は「命綱」のようなものです。
そして、
「命綱」=「企画」が吟味される
「企画会議」は、
編集者にとって最も大事な場面の一つです。
※「企画会議」のやり方・進め方は、
会社によって異なります。
※「企画会議」のない出版社もあります。
※ここでは、他の編集者や営業がいる前で、
担当編集者が企画をプレゼンする会議を
イメージしています。
この企画会議が
何度経験しても緊張するくらい、
めちゃくちゃシビアなんですね。
「この著者が
このテーマで本を出す意味は?」
「どれくらい売れると思うの?」
「類書とどこがどう違うの?」
「タイトル、もっといいの考えてよ」
「あんまり売れる気がしないんだけど」
(ひょえ~)
・・・・・・
編集者を殺すのに刃物はいらない。
「企画」を通さなければいい。
そんなふうに言われるほど
大切な「企画」。
編集者は日々、
「売れる企画にするには?」
「どうやって企画を通すか?」
に知恵を絞っています。
そこで大きな援軍となるのが、
著者の「アピール力」。
「私の講座は、
他の起業塾とは〇〇が決定的に違うんです」
(差別化)
「私は1万人以上の相談者の悩みを
解決してきました」(実績)
「売れている『話し方本』を
一通り読んでみました。
肝心な〇〇が書かれていない。
〇〇こそが話し方のキモであり、
私が最も読者に伝えたい内容です」
(コンセプト)
このように、
自分のコンテンツや強みを
きちんと編集者に伝えていく。
「差別化」「実績」「コンセプト」
この3つを軸に
編集者に戦える武器を渡すのです。
・・・・・・・
どんなに優秀な編集者も素手では
百戦錬磨の編集者や営業さんに
太刀打ちできません。
強力な武器あればこそ、
企画会議で戦えます。
なにより、
著者は運命共同体である編集者を
企画会議で勝たせないと
著者は本を出せないのです。
意外に思うかもしれませんが、
編集者もできることなら、
お世話になっている人の企画を通して、
売れる本を作りたいと願っています。
ぜひ編集者に
エクスカリバー級の武器を
授けてくださいね。
OCHI企画では、
「最強の武器を渡すあなた」
を応援していきます!
――――――――――――
次回のメルマガは
11月11日(金)に配信します。
お楽しみに!
――――――――
OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/
配信停止はこちら
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