出版決定の「ワナ」
OCHI企画が企画・編集・
ライティングをした『人の話は聞くな。』
が、いよいよ4月17日発売です。
著者の油井秀允さんは
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ぜひお読みくださいね。
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このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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「本を出したい」という人を
間近で見てきて思うこと。
それは、
「出版決定をゴールにしてはいけませんよ」
ということです。
本は、出版社で企画が通らないことには
出版できません(←当たり前やw)。
だから、本を出したい人が
出版決定を最重要視してしまうのは
仕方のないことです。
しかし、あえて言います。
出版は、
企画が通って
出版が決定してからの方が
超ハードです……。
・・・・・
新人著者さんの場合、
企画が通ったからと言ってすぐに
「はい、書いてください」
とはなりません。
担当編集者と
「企画の方向性をつめていく」
という作業が発生します。
編集者から、
「見出しを70本書いてきて」
「文章のタッチを見たいから
サンプルを書いてみて」
「1項目だけ書いてみて」
とリクエストが出ます。
意外に思われるかもしれないのですが、
このリクエストが
RPGのラスボス級に難物なのです。
どんなに懸命に考えて書き上げても、
「見出しが全体的に面白くない」
「文章のタッチが内容と合ってない」
「見開き2Pで考えていたのに、
文字数が多すぎる」
と、ダメ出しされることもしばしば。
しかもこのやり取りで
編集者がしっくりこないと
企画そのものが
流れてしまうことさえ
あります。
つまり……
出版が決定しても
「出版できない人」が
いるということです。
チーン。
ですから
編集者の意図が
つかみきれていない場合は
編集者に「質問」をする
ことが大事です。
「見出し70本ということですが、
見出しの面白さをお求めですか?
それともボリュームでしょうか?」
「文章のタッチを見るということですが、
参考になる書籍はありますか?」
「1項目あたりの文字数は
大体どれくらいでしょうか」
めんどうでも、
細やかなやりとりの積み重ねが
互いの信頼関係を築く第一歩となります。
出版決定のチャンスを逃さないためにも
最初のやりとりで
心を折らないようにしましょうね。
OCHI企画では、
「編集者の意図を
くみ取ろうとするあなた」
を応援していきます!
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次回のメルマガは
4月14日(金)に
お送りします。
お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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