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あんなに性格悪いのにどうして出版できるの?

2023年10月13日

「なんであの人が、出版できるの?」

「私の方が頑張っているのに、
 あの人の方が先に出版できるなんておかしい」

「どうしてあの人の本ばかり売れて、
 私の本が売れないの!?」

この業界にいると、
こんな話をよく耳にします。

その気持ち、よくわかります。

私も1,000冊近くの編集に携わってきて、
売れている編集者のことを
狂おしいほど妬ましく思った時期がありました。

これって別におかしいことではなくて、
出版に対して真剣に向き合っているからこそ、
出てくる自然な感情なんですよね。

ただ、この感情が出てくるのは
不平・不満や嫉妬に
囚われているときでもあります。

つまり、
出版に「執着」しちゃっている状態。

であれば、出版に執着するのを
一度やめてみませんか?
「ま、いっか」
の精神で生きてみるのです。

「企画が通らなかった。
 ま、いっか、次いこう」

「原稿が書き直しになっちゃった。
 ま、いっか、さあ、がんばって書こう」

「本が売れなかった。
 ま、いっか、次の本がんばろう」

確かに、どんなことも
「ど真剣」にやる時期がないと成功しません。

「何がなんでも出版してやるんだ」

「何がなんでも売れる本をつくるんだ」

「何がなんでも成功するんだ」

強い願望こそが、成功への扉を押し開きます。

しかし、
真正面から向き合うだけ向き合ったら、
一度その執着を手放してみる。

私自身、編集者になって3年くらい、
作る本作る本、全く売れませんでした。
作っても作っても全戦全敗……。
それはそれは、つらい時期でした。

そういうとき、
人は気づかぬうちに
他人のせいにしているものです。

「どうして
(こんなに真面目に頑張っている)
 自分の本が売れないんだろう」

「どうして
 〇〇さんの本は売れるんだろう。
(あんなに性格悪いのに……)」

「(あんなに手抜きしている)
 〇〇さんの本が売れるのはおかしい」

しかし、ある時ふと思ったのです。

「ま、いっか、
 思い切って
『自分の作りたい本』をつくってみよう」

執着を手放したとたんです。
潮目がガラリと変わりました。

そして、数ヶ月後。
「世界の神々」シリーズという
累計110万部超の
ミリオンセラーシリーズが生まれたのです。

35歳、営業から編集者に転身して
4年目のことでした。

もし、あなたが今、
出版に行き詰まっているのなら、
少し距離を置いて、
自分を見つめなおしてみませんか。

「なぜ自分は本を出したいのか」

「なぜ売れなかったのか」

「なぜうまくいかないのか」

ただ、ここで深刻になり過ぎると
再び執着がうまれてしまいます。

コツは、考えるだけ考えたら
「ま、いっか」
で手放すこと。
過去への反省ではなく、
未来への糧として考察する。
比較と依存を手放すと、
必ず見えてくるものがあります。

今までどうしても進まなかったことが、
自然と前に進み始めます。

試してみてください。

OCHI企画では、
「執着を手放すあなた」
を応援していきます!

――――――――

OCHI企画
越智秀樹
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